グッチの竹の魅力
2025-04-07 20:21:26

グッチがミラノで開催するエキシビション「Bamboo Encounters」の魅力に迫る

グッチが魅せるバンブーの世界



グッチは、2025年のミラノ フォーリサローネに合わせて「Gucci | Bamboo Encounters」というエキシビションを開催します。このエキシビションでは、ブランドの象徴的な素材であるバンブー(竹)が、どのようにグッチの歴史やアイデンティティに寄与してきたのかを探求。クリエイティブ・エージェンシー2050+のイッポリト・ペステッリーニ・ラパレッリによってキュレーションされた今回の展示では、バンブーが持つ可能性を新たな視点で再解釈したアート作品が展示される予定です。

エキシビションは、歴史あるサン・シンプリチャーノ教会の敷地内にある大回廊という美しいロケーションで開催され、現代アーティストやデザイナーたちがバンブーをテーマにした作品を紹介します。バンブーと言えば、グッチのハンドバッグのハンドルに用いられた「グッチ バンブー 1947」が有名ですが、これを皮切りに、竹は単なるデザインのディテールを超え、ブランドを表す重要な要素として位置づけられています。

現代アーティストによる再解釈



アントン・アルバレスは、竹の自然な形状を強調した彫刻《1802251226》を制作し、バンブーの持つ美しさを表現しています。一方、ディマ・スロウジは竹製のカゴと手吹きガラスを組み合わせた《Hybrid Exhalations》を発表。さらには、オランダのデザイン集団Kite Clubが手がけたシリーズ作品《Thank you, Bamboo》では、バンブーと現代的な素材使用のコラボレーションが魅力的です。

オーストリアのラウリズ・ガレは《Scaffolding》という作品で竹を樹脂と組み合わせて新たな視点を提案。フランスのナタリー・デュ・パスキエは、バンブーパネルとシルク素材を組み合わせた作品《PASSAVENTO》を披露しています。韓国のリー・シサンは竹とアルミニウムを融和させた作品《Engraved》で伝統美と現代技術を融合。さらに、エウジェニオ・ロッシとヤーズド・コントラクターによるデュオのthe back studioは、光のインスタレーション《bamboo assemblage n.1》を通じて竹の新たな可能性を探ります。

エキシビションのイベント



「Gucci | Bamboo Encounters」は、2025年4月8日から13日まで開催されます。また、エキシビションの特別プログラムとして、4月8日から10日までの3日間に、参加アーティストやデザイン業界のゲストによるトークセッションも行われます。これには要予約が必要ですので、興味のある方は公式サイトのリンクをチェックしてみてください。

トークセッションでは以下のような内容が予定されています:
  • - 4月8日 17:00- Encounters of Imaginaries
  • - 4月9日 18:00- Encounters of Materials
  • - 4月10日 18:00- Encounters of Crafts
  • - 4月10日 18:45- Encounters of Narratives


このエキシビションは、ルネサンスから続くバンブーという素材のストーリーを現代のアートと結びつけ、参加者に新たな体験を提供する場となるでしょう。グッチの歴史と魅力が詰まったこの展示を、ぜひお見逃しなく!


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