FRDジャパンの新展開
2025-11-21 16:40:55

FRDジャパンが農林中央金庫から第三者割当増資を実施し次期プラント開発へ

FRDジャパンが新たな挑戦に向けて資金調達



株式会社FRDジャパン(埼玉県さいたま市、代表取締役:十河哲朗)は、農林中央金庫を引受先とする第三者割当増資を本日実施しました。この増資によって調達した資金は、今後の事業展開において重要な役割を果たすことが期待されています。特に、千葉県富津市で進行中のサーモントラウト陸上養殖商業プラント(通称:Phase2)の建設をさらに加速させるための投資として活用されます。

本増資の概要



FRDジャパンは、2023年7月に発表したプレスリリースにおいて、Phase2の商業プラント建設と運転資金調達のために210億円の第三者割当増資を実施したことを覚えています。この新たな資金は、次のステップとなるPhase3の開発に向けた重要な資金源と位置づけられており、基礎設計や候補地の調査および技術開発といった多岐にわたるプログラムに活用されます。

農林中央金庫からの支援は、陸上養殖の産業化を通じて持続可能な食料供給体制の確立というFRDジャパンのビジョンに対する理解と賛同によって実現しました。今後は、Phase2のプラント設立及び安定稼働に注力しつつ、Phase3への準備も進めていく計画です。

事業進捗について



現在、千葉県富津市にて建設中の商業プラント(Phase2)は、2023年7月に工事がスタートし、2026年の稼働開始を目指して順調に進んでいます。工場施設の屋根はすでに完成しており、段階的に試運転が進められています。また、2027年には販売の開始を予定しており、販売候補先との商談や試験販売も進行中です。

Phase3に向けた取り組みでは、株主や金融機関と連携しながら、事業パートナーシップの構築や土地の探索、資金調達の検討、人材の採用を通じた体制の強化など、多方面にわたって進めています。本増資の資金を有効に活用しながら、これらの活動を加速させていく所存です。

FRDジャパンとは



FRDジャパンは、「海にたよらず、おいしいサーモンを」というミッションを掲げ、閉鎖循環式陸上養殖システムの設計・開発・運用を行っています。独自の水処理技術を用いることで、持続可能な水産業の実現を目指し、九月には自社ブランド「おかそだち®」としてのサーモントラウトも展開しています。

私たちは、日本発の新たな食料供給モデルに挑戦し続け、水産業の未来を切り拓くための取り組みを進めています。

FRDジャパンの基本情報


  • - 名称: 株式会社FRDジャパン
  • - 本社所在地: 埼玉県さいたま市
  • - プラント所在地: 千葉県木更津市、千葉県富津市(建設中)
  • - 設立年: 2013年12月
  • - 代表者: 十河哲朗
  • - 事業内容: 陸上養殖システムの設計・開発・運用およびサーモントラウトの養殖・販売
  • - ホームページ: FRDジャパン

FRDジャパンは、日本の陸上養殖業界をリードし、新鮮で安心できるサーモンを生産する未来の実現を目指し、共に挑戦してくれる人材を募集中です。詳細はリクルートページをご覧ください。


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