ホワイトデーの起源を知ろう！石村萬盛堂での特別展とギフト

ホワイトデーの起源を知ろう！

毎年3月14日にやってくるホワイトデー。この日は、バレンタインデーにもらったチョコレートのお返しをする日と言われていますが、その由来を知る人は意外と少ないかもしれません。そんなホワイトデーの起源について、特に注目すべきは博多にある「石村萬盛堂」というお菓子屋さんです。この名店は、今から45年前の1978年、当時の社長が提案した「マシュマロデー」をきっかけに、ホワイトデーの文化を日本に広めました。

マシュマロデーの誕生

ホワイトデーの誕生秘話は、意外にもひょんなきっかけから始まりました。当時、商品開発に奮闘していた石村萬盛堂の社長、石村僐悟氏は、「男性からバレンタインデーの返礼がないのは不公平だ」という投稿に触発されました。「せめてマシュマロでお返ししよう！」という発想から、今日のホワイトデーが誕生したのです。

その背景には、博多で長年愛されている銘菓「鶴乃子」があります。「鶴乃子」は、柔らかな生地で黄味あんを包んだ伝統のお菓子で、卵白の利用法が工夫されて誕生しました。これに加え、舶来のマシュマロの技術が組み合わさり、独自のスイーツが生まれたのです。

ストーリーのある贈りもの展

その独特な誕生背景を知ることができるのが、石村萬盛堂本店で開催される「ストーリーのある贈りもの展」です。この展覧会では、ホワイトデーの歴史を示すパネル展示が行われるほか、1978年の「マシュマロデーキャンペーン」のポスターも展示されています。当時のデザインや写真から、時代の変遷をも感じられる貴重な機会です。

展覧会は、2025年3月31日までの期間中、無料で楽しめます。展示を見ながら、ホワイトデーの由来を知り、お返し文化の趣旨に触れることができる絶好のチャンスです。

限定マシュマロギフトの魅力

もちろん、展覧会だけでなく、石村萬盛堂の代表的なマシュマロギフトも楽しみの一つです。今年のホワイトデーには、優しい味わいのふんわりマシュマロが豊富に揃っています。定番のチョコ味やコーヒー味に加えて、あまおう苺やシャインマスカット、ピンクグレープフルーツなどの新フレーバーも登場しました。どれも個性豊かなマシュマロで、贈りものにぴったりです。

さらに、和を感じる「和ましゅまろ」や、楽しい「ショコラ・フォンデュ」など、様々な体験型ギフトも取り揃えています。マシュマロの魅力に触れつつ、特別なホワイトデーを過ごすことができるでしょう。