箱根の老舗和菓子店が送る新感覚かき氷『林檎氷』の魅力
箱根湯本の和菓子店「ちもと」が2025年8月1日、創業75周年を記念し、新たなかき氷『林檎氷(りんごごおり)』を発表しました。この作品は、和菓子カフェ「茶のちもと」で提供されるもので、なんと、15年目にして最高傑作とされています。ここではその魅力を詳しくご紹介します。
最高の素材から生まれる一品
『林檎氷』は、箱根連山を背景に育まれた和紅茶を使い、冷たくふんわりとしたミルク氷をベースとしています。この氷は、泡立てた生クリームと練乳を混ぜ込み、なめらかな口どけを実現。更に、生の林檎から作られた「すり林檎」と神奈川県秦野市の「高梨茶園」特製の「和紅茶餡」をトッピング。この組み合わせが、和と洋の絶妙なバランスを作り出しています。甘さと酸味の見事な調和が、最後の一口まで飽きることなく楽しめるポイントです。
女性から生まれたアイデア
この素晴らしいかき氷は、ちもとの職人と「茶のちもと」の店長を務める2名の女性社員が考案しました。彼女たちは昨年の大ヒットかき氷『桜あんにんのかき氷』で使用した林檎に着目し、シンプルながらも素材が合わさった瞬間の魔法を追求。味や香り、食感の全てにこだわり抜いた結果、これまでにない予想を超えるハーモニーを生み出しました。
夏の旅の思い出に
『林檎氷』は、暑い夏の旅行の中で「ひんやりほっと一息」を提供したいという思いが込められています。こだわりの素材と職人たちの努力が光るこの和スイーツを味わうことで、皆さんの箱根での思い出をさらに特別なものにすることでしょう。
ちもとの歴史とカフェについて
老舗和菓子店「ちもと」は、75年の歴史を誇ります。店舗併設のカフェ「茶のちもと」は、和菓子とお茶を楽しむための小さな空間で、毎年夏に提供されるかき氷は多くの人々に愛されています。定番かき氷の他に、新作が登場するのが恒例となっており、毎年多くの問い合わせが寄せられる人気メニューとなっています。
今後の期待
『林檎氷』は2025年8月1日から9月30日までの期間限定で販売され、価格は税込1,600円です。この機会にぜひ、箱根の自然を背景にした特別なくき氷を味わってみてはいかがでしょうか。箱根湯本を訪れる際は、コーヒーやお茶とともに楽しむ和菓子の世界を体験してみるのもおすすめです。あなたの夏の思い出に、この『林檎氷』はいかがでしょうか?