Diva Wisteriaが新曲「GIFT」をリリース
若手ラッパーのDiva Wisteria(ディバ ウィステリア)が、2025年4月9日に新曲「GIFT」をリリースしました。彼の魅力は、耳に残る低音ボイスと独自のラップスタイルにあります。今回は、その楽曲に込めた想いや、ヒップホップクルー「B-FAM」の結成秘話についてお話を伺いました。
「GIFT」に込めた想い
「GIFT」は、これまで人々からたくさんのものを受け取った彼が、次は自分から何かを返そうとするテーマで制作された楽曲です。Divaは「服やアドバイス、地元の人達からの支援を受け、本当に感謝しています。それに対するお返しがこの曲です」と語っています。
リリックに込められた国際的な視野
彼のリリックには「JPNから繋ぐバトン」や「行きたいLondon」というフレーズが登場します。これは、彼が所属する「B-FAM」というヒップホップクルーが持つ「ワールドワイドに活動していくビジョン」を表現しています。「ロンドンに行きたいという願望も込めています」とDivaは続けます。
トラックの選定について
彼は「ライブでの盛り上がりを重視して、ビートを選びました」と話します。トラップ系のサウンドが得意な彼は、毎回耳に残るユニークなビートを選ぶことにこだわっています。
B-FAMの結成秘話
「B-FAM」は5人のメンバーからなるヒップホップクルーで、ラッパーのDiva WisteriaとNSW yoonが中心となっています。彼らの出会いは横浜のライブハウスで、そこでの自然な流れでグループが結成されました。名前の由来は「brother from another mother」で、仮にお母さんが違っても兄弟のような絆を大切にしているそうです。
コミュニケーションの工夫
メンバーは、日本や韓国に住んでいるため、言語の壁も存在しますが、Divaは「バイブスで通じ合っています」と言います。翻訳アプリを使用しつつ、彼らは互いに意見を交わしてクリエイティブなプロセスを進めています。
世界に届く音を追求する
彼の楽曲には、民族音楽のサンプリングや和楽器の活用が見られ、これも「音は世界共通」という信念からきています。「日本語の歌詞がわからなくても、ビートがカッコよければ楽しめる」と語るDivaの姿勢が印象的です。
日本と韓国での制作の違い
韓国ではアーティストが自らスタジオを持つ文化があるとDivaは驚きを持って語ります。「音楽制作環境が整っていて、機材への投資も素晴らしい」そうです。
愛媛から全国へ
愛媛県出身のDivaは現在大阪に拠点を移し、全国へと活動の幅を広げています。「地元への愛を忘れず、音楽を通じて発信していきたい」と強い思いを持っています。
将来の目標
2025年には、NSW yoonと一緒にロンドンに行き、現地のアーティストとも活動したいと計画しています。また、B-FAMのメンバー全員で夢を叶え、お互いの成長を目指しています。Diva自身も「世界中で知られるアーティストになること」を目指して、地道に努力を続けています。
Diva Wisteriaの活動から目が離せない。若手アーティストの新たな挑戦に、ぜひ注目していただきたいと思います。