ニシキヤキッチンが贈る復興支援の味
2011年の東日本大震災から数年経った今、ニシキヤキッチンは被災地の復興を思い続け、特別なポタージュを提供しています。2025年1月9日から数量限定で発売される「仙台井土ねぎのポタージュ」は、震災の影響を受けた宮城県仙台市井土地区で育った「仙台井土ねぎ」を使用した一品。このポタージュを通じて、復興の意義と地域の味を全国に広めるニシキヤキッチンの取り組みを紹介します。
宮城の風土が育てた特産品「仙台井土ねぎ」
井土地区はもともと農業が盛んな土地ですが、震災後は土壌が被害を受け、野菜の栽培が厳しくなりました。そんな中、地域の農家たちは「良質な地下水」「豊かな日射量」「夏の海風」という3つの条件を活かし、試行錯誤の末に甘く柔らかい「仙台井土ねぎ」を育成。特に甘みが際立つこのねぎは、ポタージュとして非常に魅力的な存在です。
復興の想いを込めたポタージュ開発
ニシキヤキッチンは2019年からいち早く「仙台井土ねぎのポタージュ」を販売し続けています。このポタージュは旬の時期に収穫されたねぎを使用し、その特有の甘さを最大限に引き出すために手間暇をかけて作られています。特に、香りや風味を重視し、ねぎの青い部分を多く取り入れていますが、これが非常にデリケートで、農家の厳選によって初めて仕上がるものなのです。
農家との連携を深めて
ポタージュの開発には地元農家の協力が不可欠です。青い部分を選別する際の注意深い作業や、最適な段階で収穫したねぎを使用することは、ニシキヤキッチンが特に力を入れている部分です。これらの努力が実を結び、今年までに「仙台井土ねぎのポタージュ」は累計2.8万食を売り上げる人気商品となりました。
商品の品質と味わい
仙台井土ねぎを約32%使用したポタージュは、フレンチのポロネギのポタージュを彷彿とさせるクリーミーな仕上がり。バターでじっくりと炒め、じゃがいもを加えて煮込んだ後、なめらかなピューレ状に仕上げることで、ねぎそのものの風味を楽しむことができる一品です。
消費者とのつながり
お客様からは「毎年楽しみにしている」という声が多数寄せられ、寒い季節の朝食にはぴったりとのご意見も。ニシキヤキッチンは、このポタージュを通じて被災地と消費者をつなぐ架け橋となり、復興支援に寄与しています。
仙台井土ねぎのポタージュの購入
仙台井土ねぎのポタージュは、公式オンラインショップで手軽に購入可能。新たな味わいとともに、被災地支援の一環として、ぜひご賞味ください。詳しくは
こちらからどうぞ。
終わりに
「仙台井土ねぎのポタージュ」はただのスープではありません。そこには、地域の人々の努力、復興の意義、そして美味しさが詰まっています。このポタージュを味わうことが、皆さんの心に少しでも温かい気持ちをもたらすことを願ってやみません。