創業70年を超える長良園が手掛ける新シリーズ「Lukka」の魅力とは？

創業70余年の長良園が新たに提案する「Lukka」

岐阜県に拠点を置く株式会社長良園（ながらえん）は、2025年9月20日から鵜飼せんべいの新シリーズ「鵜飼せんべい Lukka（ルッカ）」の販売を開始します。この新シリーズは、長良川の美しい鵜飼文化を反映させた和風せんべいで、まろやかな甘さが特徴の「和三蜜」と、特製のショコラアソートの2種類を展開します。

鵜飼せんべいは1300年以上の歴史を誇る伝統的なスナックで、その軽やかな食感と素朴な味わいが観光客や地元民に愛されています。尋ねると、多くの人々はこのお菓子が美味しいだけでなく、鵜飼に関連した美しいデザインも楽しめると語ります。新しい「Lukka」は、こうした伝統を大切にしつつ、現代の感覚に合う新味を提案しています。

1. 新しい味、食感、見た目の探求

「Lukka」の名前の由来はアイスランド語で“幸せ”を意味します。このシリーズは、鵜飼せんべいを食べたことのない人々にも手に取ってもらいたいという夢から始まりました。開発チームは従来の製法を確立しつつ、現代的な味覚にマッチする新しい原料の組み合わせを追求してきたのです。

1.1 和三蜜の甘み

「和三蜜」は、徳之島産のサトウキビから作られた原料糖と、和三盆の製造過程で得られる糖蜜を使用しています。この組み合わせにより、優しいまろやかな甘さが実現します。さらに、アカシアはちみつを加えることで、より多層的な味わいが楽しめるようになりました。

1.2 ショコラアソートの魅力

もう一つのフレーバーである「ショコラアソート」は、ヴァローナ社のカカオを贅沢に使用した特製のせんべいです。カカオニブを加えることで、噛むたびに広がる香りと味わいを楽しむことができます。特にカカオニブの粒状感が際立ち、至福のチョコレート風味が口いっぱいに広がります。

2. デザインと文化の融合

パッケージデザインは、イラストレーターの勝山八千代氏が担当。伝統的なデザインにモダンな要素を融合させることで、視覚的にも楽しませてくれます。レトロ感と現代的な新鮮さが共存したこのパッケージは、お土産や贈り物にぴったりです。

3. 地域の文化を守るための取り組み

「Lukka」の売上の一部は、「岐阜長良川鵜飼保存会」へ寄付され、地域の伝統文化を守る活動に役立てられます。この取り組みは、長良川の美しさが今後も継承され続けるための一助となることでしょう。

4. 手軽に楽しむ鵜飼せんべい

「鵜飼せんべい Lukka」は、岐阜駅構内のPLUSTAアスティ岐阜にて先行販売され、長良川近くの旅館や土産物店、岐阜県内の様々な販売店、またはnagaraenのオンラインショップでも購入可能です。手軽に楽しめるお菓子として、観光のお土産にも最適です。

5. 伝統文化を未来へ

長良園の創業は1953年に遡り、その時から今まで、岐阜の文化を、特に鵜飼の魅力を多くの人々に伝える活動を続けてきました。新シリーズ「Lukka」の誕生をキッカケに、さらに多くの人々が岐阜の鵜飼文化を知り、楽しむ機会が増えることでしょう。ここから、皆さんも是非一度、地元の伝統を感じるお菓子「Lukka」を手に取って、その味わいとともに文化を感じてみてください。