日本一のコーヒーがついに決定!
2025年、日本スペシャルティコーヒー協会主催のコーヒー競技会でサザコーヒーが史上初の快挙を達成しました。茨城県ひたちなか市を拠点にする株式会社サザコーヒーから本間啓介選手と飯髙亘選手が、それぞれ「ジャパン バリスタチャンピオンシップ」および「ジャパン ブリューワーズカップ」で見事優勝を果たし、二つの競技で同じ企業が同時に優勝するのはこれが初めてのことです。
優勝後の10月3日から5日、サザコーヒーでは「ゲイシャまつり」を開催します。これは、特別に選ばれたパナマ産のゲイシャコーヒーを使用した特別メニューをお楽しみいただける機会です。店舗は、サザコーヒー本店(ひたちなか市)、筑波大学店(つくば市)、そしてKITTE丸の内店(東京都千代田区)などが予定されています。
バリスタとブリュー競技とは?
コーヒーの世界には、バリスタとブリューという二つの主要な競技があります。バリスタ競技では、エスプレソを使用し、選手たちがコーヒーの職人として高圧のマシンを使って抽出した濃厚なエスプレソの味を競います。一方、ブリューワーズカップでは、普通のコーヒーの抽出を競うもので、選手たちがフィルターやサイフォンを用いて誰がもっとも美味しくコーヒーを淹れられるかを争います。
本間選手は、バリスタ競技において、2025年9月25日に東京ビックサイトで行われた決勝戦で優勝し、来年2026年のワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC)に日本代表として出場することが決定しました。彼の使用したコーヒーは、パナマゲイシャやエチオピアのシダマなどが含まれ、その香りと口当たりは絶品だったそうです。
一方、飯髙選手は、ブリューワーズカップの決勝戦で見事に勝利し、2026年6月にベルギー・ブリュッセルで行われるワールドブリューワーズカップ(WBrC)の日本代表として出場することが決まっています。それぞれの競技での評価は、特に味、香り、見た目、プレゼンテーションなどが重視されています。
ゲイシャコーヒーの魅力
今回の競技で特に注目されたのが「パナマゲイシャ」というコーヒーです。これは2004年にパナマで発表されたもので、その香りの豊かさから世界中のコーヒー愛好家に愛されています。特にエスメラルダ農園からのゲイシャは、芳香性が高く、白桃やジャスミンといったフルーティな香りが特徴です。サザコーヒーでは、2009年からこの農園のゲイシャコーヒーを取り扱っており、世界一の品質を追求しています。
今後もサザコーヒーの活躍と、特別なコーヒー体験を楽しみにしているファンが増えていくことでしょう。
この記念すべき【ゲイシャまつり】で、ぜひその味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。