猛暑に負けない！規格外白なすの救済企画、Oisixが始動

最近の猛暑が農作物に悪影響を及ぼしています。特に、白なすの規格外品が大量に発生し、風味や品質には問題がないものの、見た目の理由から市場に出回りにくくなっています。そんな中、食品宅配サービス「Oisix」を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社が、このピンチをチャンスに変えようと動き出しました。

白なすの魅力と規格外の発生

白なすは、果肉がきめ細かく、豊かな水分を含んでいるため、滑らかな口当たりが特徴的です。通常の紫なすと異なり、外皮の色が他の食材に影響を与えないため、料亭などでも重宝されている食材です。揚げ物や煮込みにも使いやすく、特に油との相性が良く、加熱するととろっとした食感が楽しめます。しかし、6月中旬からの急激な猛暑によって、白なすが急に成長し、サイズが大きくなってしまったり、皮に茶色い変色が見られるものが多発しました。結果として、本来は市場に出すことができたはずの野菜が、規格外という理由で行き場を失ってしまったのです。

Oisixの挑戦、フードロスへの取り組み

Oisixは、こうした状況を受けて、「おたすけOisix」と名付けられたプログラムを開始しました。通常の流通ルートで扱いにくくなった農産物を、会員向けに販売を行い、フードロスを軽減する取り組みを行っています。これまでにも、急激な天候による見た目の悪化があったパプリカやかぶなどが取り扱われてきましたが、特に白なすに注目が集まる中、より多くの消費者に手に取ってもらいたいと考えています。

具体的には、2025年7月3日から、大容量で傷あり白なすを販売することが決まりました。価格は2本400gで454円です。また、2025年7月9日からは、旬八青果店にて袋詰め販売を行います。さらに、シダックスコントラクトフードサービスと連携し、JR大崎駅近くの食堂「雨晴食堂」で、白なすを使用したランチメニューも提供される予定です。

お客様からの反響

Oisixでの販売開始に際し、多くのユーザーからは高評価を得ています。「見た目は気にしないので、美味しい白なすを安く手に入れられるのは嬉しい」という声が寄せられており、消費者の理解が広がっています。これは、農家にとっても支えとなる活動であり、通常は廃棄されてしまう運命にあった野菜たちが、再び食卓に並ぶことになるのです。

商品購入方法・詳細

- おたすけ傷あり白なす大容量（群馬県産）

- 販売価格：2本400gで454円
- 販売開始：2025年7月3日（木）10:00～
- URL: Oisix公式サイト

- おたすけ傷あり白なす袋詰め放題

- 販売価格：429円
- 販売期間：2025年7月9日(水)～11日(金)
- 販売店舗：旬八青果店天王洲店（東京都品川区）
- URL: 旬八青果店

- 雨晴食堂ランチメニュー

- おたすけ傷あり白なす入りサラダバーランチ 1,200円
- 販売期間：2025年7月9日(水)～入荷終了時期まで
- URL: 雨晴食堂公式Instagram

Oisixの理念

Oisixは「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」という理念のもと、厳選された有機野菜や特別栽培野菜を提供しています。今後も、SDGsに基づいたフードロス削減に取り組む姿勢を続け、多くのお客様に安心して美味しい食材を届けていくことでしょう。ぜひ、この機会に傷あり白なすを手に取って、その美味しさを体験してみてはいかがでしょうか。