カレーパン革命
2025-10-15 11:09:27

ASTRA FOOD PLANの乾燥オニオンがカレーパンに新たな風味を提供!

フードテックの革新が生み出す新たなカレーパンの風味



フードテックベンチャーのASTRA FOOD PLANが、アップサイクル技術を駆使して開発した『タマネギぐるりこ』が、自信作のカレーパンを展開するGOOD NEWSに採用されたと発表しました。この新しい乾燥オニオンフレークは、2025年10月15日から、羽田空港や東京駅に店舗を持つカレーパン専門店「コナとスパイス」でリニューアル商品として販売される予定です。

サステナブルな選択肢


「タマネギぐるりこ」は、タマネギの端材を乾燥・殺菌し、香りと栄養を凝縮させた製品です。この技術により、生タマネギを使う際に必須だった下処理や炒めの工程が不要になり、使用量が約1/10にまで削減されます。これにより製造現場の効率化だけでなく、食品ロスの一因とも言われる「かくれフードロス」の削減にも寄与します。

乾燥オニオンフレークの特性


この『タマネギぐるりこ』は、香ばしさが特徴で、市販されているオニオンフレークに比べて香り成分が135倍も濃縮されています。これまでも生地に練り込むことでタマネギの風味を引き出すために利用されてきましたが、GOOD NEWSのカレーパンでは、カレーフィリングのソテードオニオンをこのオニオンフレークで置き換えるという新たな試みが行われます。乾燥状態の『タマネギぐるりこ』は水で戻すことで、じっくりと炒めたソテードオニオンの風味を再現できることが実証されています。

調理負担と風味の両立


GOOD NEWSはこれまで、生タマネギを剥き、スライスし、飴色になるまで炒めるという手間のかかる工程を経て、カレーフィリングを製造していましたが、今後は『タマネギぐるりこ』を使うことで、この工程を大幅に簡素化し、調理負担を大きく軽減します。また、オニオンフレークによるコクと香りの追加により、カレーパンの風味もさらにリッチになると期待されています。

食品ロス削減に向けて


この取り組みは、ただおいしい商品を提供するだけではなく、社会的課題である「かくれフードロス」の削減にも取り組むものです。『タマネギぐるりこ』は、タマネギの端材を有効活用して作られ、今後はハンバーグやビーフシチューなど、幅広いメニューへの展開も見込まれています。食品メーカーとの連携によって、より多くの企業が『タマネギぐるりこ』を採用し、サステナブルな食品サイクルが構築されることを目指しています。

発売日と商品詳細


『タマネギぐるりこ』を使用した「コナとスパイス」のカレーパンは、2025年10月15日から全店舗で販売され、単品は486円(税込)、冷凍の甘辛激MIX BOXや2個入りセットも販売される予定です。これにより、店舗での取り扱い店舗は羽田空港第2ターミナル店など、複数の店舗で提供されます。

会社概要とミッション


ASTRA FOOD PLANは、食品廃棄問題に取り組むフードテック企業であり、高い生産効率と低エネルギーコストを実現した『過熱蒸煎機』を開発しました。これにより、食品廃棄を新たな価値を持つ食品パウダーにアップサイクルし、持続可能な社会の構築を目指しています。「タマネギぐるりこ」は、その代表的な製品であり、今後の展開が非常に楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナブル カレーパン タマネギぐるりこ

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。