納豆のまち・福島市とカルビーのコラボ新商品が登場予定！

福島市とカルビーのコラボ新商品開発

福島市とカルビー株式会社が共創プロジェクトを立ち上げ、特別なポテトチップスの新商品開発に取り組んでいます。福島市は、納豆の消費額が日本一で知られる場所ですが、その魅力を広く伝えることが課題となっていました。そこで、地域の愛される食文化をもとにした新たな商品が計画されました。

共創プロジェクトの背景

福島県では、地域の課題解決や文化の発展を目指して、カルビーが様々なプロジェクトを実施。過去にも日本酒をテーマにしたポテトチップス「ポテトチップシュ牡蠣アヒージョ味」を発売するなど、地域との連携が進められてきました。そして2025年、納豆の消費金額で再び日本一に返り咲いた福島市と共に、納豆を活かす新商品開発が決まりました。

ワークショップの開催

共同プロジェクトの一環として、福島市役所や納豆好きの学生、地元の飲食店スタッフが集まり、数回にわたるワークショップを開催しました。第1回のワークショップでは、福島市の市長が参加者に対して「自由な意見を出し合い、良い商品を一緒に作りましょう」と挨拶し、納豆に関する課題の整理や新商品方向性を考えました。

提案されたアイデアは「納豆風味」「納豆＋タレ風味」「納豆＋タレ・辛子風味」「納豆＋タレ・白菜漬物風味」の4つ。参加者の投票によって、「納豆＋タレ・白菜漬物風味」が選ばれ、今後のブラッシュアップに向けて進められます。

商品発売の展望

新商品の発売は2026年の夏頃を予定しており、東北エリアを中心に展開される見込みです。今後は、商品名やパッケージデザインを決定し、さらなるプロモーション活動を進めていくとしています。

福島市の食文化をPR

このプロジェクトの目的は、単なる商品開発にとどまらず、「納豆のまち」としての福島市の魅力を広めることです。地域食材を使った新しい美味しさを提供することで、納豆ファンや地域外の方々に福島市の魅力を体験してもらうことを目指しています。ワークショップに参加している学生たちは、福島市独自のプラットフォーム「こくりナビ」を通じて募集され、多様な意見が反映されるよう努めています。