アートのXR祭典
2025-02-20 13:34:26

約2000名が体感したXRアートと文化の祭典「NEWVIEW FEST 2024」レポート

体験型アートの新たな地平線: 「NEWVIEW FEST 2024」の魅力



2024年2月7日から11日まで、渋谷PARCOにて開催された「NEWVIEW FEST 2024」は、今年のXRアート表現を結集した革新的なイベントです。約2000人の来場者が集まり、最新の技術が生み出すアート体験を楽しみました。

オープニングパーティの熱気


初日のオープニングパーティには260名以上の参加者が集まり、Apple Vision Proを駆使した空間VJパフォーマンスが披露されました。アーティストの谷口暁彦、JACKSON kaki、最後の手段らが織り成す視覚と音楽の融合は、参加者を没入させ、一体感を生み出しました。毎瞬に変化する映像は、観客が視聴者でありながらも自らもVJの一員として体感させる新しい形式のライブエンターテインメントでした。

受賞作品の発表


「NEWVIEW AWARDS 2024」では、最優秀賞GOLD PRIZEの授賞式も行われました。今回のアワードでは、全世界10ヶ国から集まった95作品の中から選ばれた特別賞が授与されました。特に目を引いたのが、心音を基にした存在認識システム『RESORACLE ─ Heartbeat Verification System ─』と、忠犬ハチを題材にしたAR小説『Immersive Novel』の2作品です。

『RESORACLE ─ Heartbeat Verification System ─』


アーティストのMegumu Hanayamaによるこの作品は、心音をデータとして活用し、個人情報の保護の重要性を考慮しながら、ユーザーの存在感を深めるもの。審査員からは、本作が新しい身体的体験をもたらすと高く評価されています。

『Immersive Novel』


カミエナによるこのAR作品は、渋谷駅を舞台に企業文化を表現し、闇の中に浮かぶ忠犬ハチの物語が描かれています。このストーリーテリングは、AR技術を用いて過去と現在を結びつけ、参加者を物語の中に引き込む魅力的なものでした。

次世代読書体験の提案


また、滋慶学園の空間コンピューティングカリキュラムの発表では、グランプリが決定されました。受賞作品『注文の多い料理店XR』は、非言語でも物語を楽しめるように仕立てられており、AIを活用して制作コストの削減も図られています。受賞者には、名門MITやハーバードビジネススクールへの視察ツアーが贈られることから、今後のキャリアに大きな影響を及ぼすことでしょう。

アサヒビールの新提案


アサヒビールは、ひとり飲み体験を新たに提案するアプリ「Vision Brew Journey」を披露しました。このアプリは、ビール缶を認識しながら、ユーザーがリラックスして楽しめる環境を提供します。「デジタルデトックス」を感じさせる体験として、多くの来場者から好評を得ました。

学生クリエイターの成果展示


「NEWVIEW SCHOOL」6期生による卒業展示も行われ、将来有望な若手クリエイターたちの作品が数多く披露されました。参加者たちは、次世代の作品に触れながら、新たなインスピレーションを得る機会となったようです。

まとめ


「NEWVIEW FEST 2024」は、XRアートとその可能性を探求する素晴らしい機会となりました。来年の開催にも期待が高まります。次世代のクリエイティブな表現を促進していくこのプロジェクトは、今後の文化やライフスタイルに新しい風を吹き込むことでしょう。興味がある方は公式サイトをチェックして、次のイベントを楽しみにしましょう!


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