2026年版・お弁当事情調査
株式会社ニチレイフーズが実施した「全国お弁当事情に関する調査」は、毎年恒例として多くの人々の関心を集めています。特に4月10日は「お弁当始めの日®」として定められ、生活の大きな変化を示す日として知られています。この日付が持つ意味は、新生活と新学期のスタートを象徴し、家庭や職場にお弁当が並ぶ機会が増えるからです。
調査結果の概要
2026年の調査結果によると、お弁当を月に1回以上作る人の割合は6年前とほぼ同じですが、自分用にお弁当を作る人が81.2%に達し、2017年以降の最高記録となりました。特に、若者の男性がお弁当を作る割合が増加しています。
このような変化は、家庭での食事のスタイルが「作ってもらうもの」から「自分で持参するもの」に変わっていることを示唆しています。外食や中食が見直されている中、冷凍食品を週に1回以上使用する人は63.0%に上り、忙しい日常の中でも手軽にお弁当を楽しむスタイルが定着してきていることがわかります。
お弁当作成者の変化
調査によると、女性がお弁当を作る割合が減少している一方で、20代・30代の男性が増加傾向にあるという結果も出ています。自分用の弁当では、平均3.40品のおかずが詰められ、意外にも性別による差は少ないことがわかりました。お弁当の品数は、自分用が3.17品に対し、子供用は4.03品と、他者に対してはより丁寧に配慮されていることが伺えます。
お弁当の経費と時間
手作りのお弁当にかかる経費は全国平均で252.8円ですが、地区によって異なるようです。神奈川県が290.0円で最高となり、逆に三重県では198.3円と最も低い経費が見られました。また、作成にかかる時間は全国平均17分38秒で、大分県では14分19秒という短時間で作られる傾向も明らかになりました。手早く作る人が多いようです。
冷凍食品の活用
冷凍食品の活用も見逃せません。お弁当を作る際、63.0%が週に1回以上冷凍食品を使っており、現在も67.5%の人々が今後も使用していきたいと希望しています。これによって「鶏のから揚げ」や「コロッケ」、さらには「ハンバーグ」などの人気メニューが多く取り入れられ、忙しい日常にもこだわりを持たせる工夫がされています。
都道府県間の違い
また、お弁当を作る人の割合に関しても地域差が出ていて、最も多いのは宮崎県(37.5%)、青森県(35.7%)、大分県(34.6%)であり、都道府県によってはこの文化が根付いていることが示されています。逆に神奈川県・香川県では23.1%と低迷しています。
外食、中食のランチ代
最後に、外食や中食のランチ代も調査され、休日に外食する際は平均1129.4円、平日は937.5円と、平日より休日の方が高額になることが示されています。特に東京都が高値を記録しています。これからも、弁当文化は進化し続けるでしょう。
このように、お弁当事情は時代と共に変化し、私たちのライフスタイルに深く根付いていることを感じます。これからもお弁当を通じて、家族や大切な人と繋がりを持っていきたいですね。