ポテトバッグの教育
2025-07-03 16:54:34

50周年を迎えたカルビーポテトチップスの新食農教育プログラム

50周年を迎えたカルビーポテトチップス


今年、カルビーポテトチップスは50周年という特別な節目を迎えました。その記念に、カルビー株式会社とカルビーポテト株式会社、プロトリーフが共同開発した新たな食農教育プログラム「ポテトバッグ食育」を発表しました。このプログラムは、袋で育てるじゃがいもの土「ポテトバッグ」を使い、子どもたちが実際にじゃがいもを栽培する体験を通じて、食の大切さや自然の恵みを学ぶことを目的としています。

食農教育プログラムの内容


プログラムは2025年からトライアルが開始され、東京都世田谷区の中里小学校と大阪府の豊崎小学校が指定されました。参加する約80名の児童は、3月から7月にかけてじゃがいもを植え、成長を見守り、いよいよ収穫の時を迎えます。この体験の中で、子どもたちはじゃがいもがポテトチップスになるまでの過程を理解し、食に対する関心を深めることが期待されています。

「ポテトバッグ」とは?


「ポテトバッグ」は、カルビーポテトとプロトリーフが共同で開発したユニークな栽培システムです。この袋は、軽くて持ち運びやすいココヤシガラやハスクチップを使用しており、初めての方でも簡単にじゃがいもを育てることが可能です。元肥も配合されており、種芋を植え、水を与えるだけで育てられます。また、袋の材質は100%植物由来で、栽培後は燃えるゴミとして廃棄できます。このように、環境への配慮も重要なポイントです。

「ぽろしり」とは?


プログラムに使用される栽培用種芋「ぽろしり」は、カルビーポテトが10年以上かけて開発したオリジナルのじゃがいも品種です。適切なサイズに揃えてあり、そのまま植えつけることができます。カルビーでは、これを初めてホームセンターで販売し、家庭でも簡単に栽培できるようにしています。詳細については、カルビーの公式ウェブサイトやオウンドメディア「じゃがいもDiary」で確認できます。

教育プログラムの背景と意義


カルビーは過去20年にわたり、様々な食育活動を展開してきました。中でも「カルビー・スナックスクール」や「朝ハロしよ!教室」などは、多くの子どもたちに楽しみながら食について学ばせています。また新しいプログラム「ポテトバッグ食育」は、じゃがいもを通じて食の源や農業の基本を教え、次世代の食育に寄与することを狙っています。子どもたちが自然と触れ合い、成長を見守ることで、食の基礎や尊さを学び、しっかりとした食育につながることでしょう。

まとめ


今後、このプログラムが全国に広がることが期待されています。すでに参加した児童たちの感想や体験談も広まる中、家庭や学校での食育がさらに充実することが望まれます。50周年を迎えたカルビーポテトチップスの取り組みは、未来の食育に新しい風を吹き込む重要なステップとなるでしょう。


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