竹原市の八天堂ぶどう園が新たな収穫をスタート!
広島県竹原市に位置する「八天堂ぶどう園」が、2025年8月18日(月)に今年の収穫を開始しました。このぶどう園は、社会福祉法人宗越福祉会と八天堂ファームが農福連携を通じて運営しており、今回で5期目を迎えます。ぶどう園では、栽培や収穫を手がける生活困窮者の方々の支援も行っています。
収穫の種類と見込み
今年は「クインニーナ」「藤稔」などを含む6種類が収穫され、今後は「ピオーネ」や「シャインマスカット」、さらには「瀬戸ジャイアンツ」なども収穫していく予定です。特に今年のぶどうは成長が良好で、過去最高の16,600房の収穫が見込まれています。
オンラインでの予約販売開始
収穫したぶどうの中からは、特に人気の「シャインマスカット」と「ピオーネ」が、八天堂ファームの公式オンラインショップで予約販売されています。すでに多くのファンがこの美味しいぶどうを待ち望んでいるようで、今後は地元のスーパーや道の駅でも販売される予定です。また、企業向けにはぶどうの原木オーナー制度も始まっており、福利厚生や販売促進得意に利用可能です。
新商品開発の取り組み
今年の収穫で出た規格外のぶどうは、ジャムに加工される予定もあり、これを使用した「くりーむパン」や「果実なきモチ」といった新しい商品の販売も計画されています。八天堂ファームでは、このように地域の特色を活かした商品展開も行いながら、地域に根付いた農業を目指しているのです。
企業の理念と活動
八天堂ファームは、一時産業である農業と三次産業である商業を統合し、持続可能な利益循環構造の構築を目指しています。障がいを持った方々への雇用機会の提供を通じて、地域社会に貢献する企業としての責務を果たしています。彼らの活動は、現代社会が抱えている様々な課題の解決にも寄与することを目的としています。
未来への展望
八天堂ぶどう園は、2021年1月から運営が始まっており、竹原市の歴史あるぶどう栽培を復活させ、地域の魅力を広げることに貢献しています。この取り組みは、作業に従事している皆様と共有する思いから生まれたもので、地域の特産品を多くの人に楽しんでもらうことを目指しています。また、最近ではノウフクJAS認証を獲得し、さらなる挑戦を続けています。
八天堂ぶどう園はこれからも、地域社会と共に成長し続ける姿勢を大切にしながら、様々な挑戦を続けていくことでしょう。私たちも、その成長を楽しみに見守りたいですね。