香りで彩る万博
2025-07-09 11:53:54

2025年大阪・関西万博で香るイタリアの魅力、サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリ

香りが織りなすイタリアの物語



2025年4月13日から10月13日まで開催される2025年大阪・関西万博では、イタリア館でサンタ・マリア・ノヴェッラの香りが訪れる人々を迎えます。ルネサンスのエッセンスを現代的に再解釈し、芸術性や持続可能性をテーマにしたこの館では、香りの体験が大きな役割を果たします。

サンタ・マリア・ノヴェッラとは



サンタ・マリア・ノヴェッラは、1221年にイタリアのフィレンツェで設立された世界最古の薬局です。800年以上の歴史を持ち、その香りの製品はフィレンツェの文化と深く結びついてきました。特に注目すべきは、古くから受け継がれてきた香りの代表作「ポプリ」です。

ポプリの歴史



ポプリは、1743年に「白い衣服の間に置く香り」として初めて記録されました。このレシピは、サンタ・マリア・ノヴェッラのドミニコ会修道士たちによって生み出され、多くの植物が季節ごとに厳選されています。バラやカーネーション、シナモン、アイリスの根など、フィレンツェの自然から得られる素材が使用され、その香りは時代を超えて引き継がれています。

香りで演出される空間



万博におけるイタリア館の中心には、サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリが放つ香りが広がるシアタールームがあります。音・動き・色彩が融合した木製の没入型シアターは、訪れる人々をイタリアのエレガンスや歴史へと誘います。この香りは、郷愁を感じさせると同時に、訪問者に新たな発見を提供します。

来場者の反響



イタリア館は、美しさ、持続可能性、そして芸術性を体現した空間として高く評価されています。多くの訪問者がこの館を訪れ、香りによる体験を楽しむために長い列ができるほどの賑わいを見せています。2025年大阪・関西万博のイタリア政府代表マリオ・ヴァッターニ氏は、サンタ・マリア・ノヴェッラの香りが、訪れる人々を上品かつ真摯にイタリアの物語へと誘うと述べています。

サンタ・マリア・ノヴェッラの製品



万博での体験をさらに特別なものにするために、サンタ・マリア・ノヴェッラはさまざまなポプリ関連アイテムを展開しています。ディフューザーやオーデコロン、キャンドルなどがラインナップされ、日本でも多くの人々に愛されています。

  • - ディフューザー ポプリ: 3,800(税込)
  • - オーデコロン ポプリ 50ml: 5,500(税込)
  • - キャンドル ポプリ: 3,200(税込)

未来を見据えた取り組み



サンタ・マリア・ノヴェッラの製品は、ただ香らせるだけではなく、フィレンツェの歴史と文化を感じさせる“香りの物語”を語り継いでいます。この伝統的な香りの背後には、手仕事の技術と持続可能な未来への展望があります。ジャンピエロ・ペゼンティ氏は、「800年以上の歴史を持つ我々が、万博の機会を通じてイタリアの魅力を伝えられることを誇りに思う」と語っています。

サンタ・マリア・ノヴェッラの香りに触れ、まるでフィレンツェにいるかのような体験を味わってみてはいかがでしょうか。万博を訪れる際は、ぜひこの香りの世界を堪能してください。


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