坂角と名古屋城
2025-08-07 15:44:22

名古屋城天守閣再建に寄与する坂角総本舖の取り組み

名古屋城天守閣再建に寄与する坂角総本舖の取り組み



愛知県東海市に本社を構える株式会社坂角総本舖は、2025年8月4日に名古屋城天守閣の木造復元に向けた寄附金贈呈式を行いました。今年度の寄附金額は4,401,915円で、これまでの累計寄附金は54,407,295円に達しました。

坂角総本舖は2008年から名古屋城への支援を続けており、この寄附は市長就任後初の贈呈となります。社長から市長へ寄附の意義や企業の思いをしっかりと伝えることで、さらなる地域活性化を目指しています。

〈ゆかり黄金缶〉に込められた思い



坂角総本舖の看板商品である海老せんべい「ゆかり」は、名古屋限定の黄金缶に詰められ、観光客や地元の人々に愛されています。新鮮なエビをたっぷり使用したこのせんべいは、二度焼きによる香ばしさと深い風味が特徴で、一枚の約70%がエビの身で作られています。過去には尾張徳川家に献上されるほどの品で、江戸時代から続く伝統の味わいです。

本年度の〈ゆかり黄金缶〉は累計販売枚数が1億5,000万枚を超えたといい、顧客の長年のご愛顧に感謝の気持ちを表しています。この寄附金の一部は、販売した缶一本あたり5円が名古屋城の再建へ寄付されており、地域の文化遺産を守る大切な一助となっています。

名古屋城の歴史と復元計画



名古屋城は1610年に徳川家康によって築かれ、多くの人々に親しまれてきました。戦争で主要な建物が焼失しましたが、市民の寄附によって戦後に再建された鉄骨鉄筋コンクリートの天守閣は、設備の老朽化や耐震性の問題から閉館中です。そのため、名古屋市では特別史跡名古屋城の本質的価値をより広くアピールするために、木造復元に向けたプロジェクトが進行しています。この取り組みにより、過去の栄光が再び蘇ることが期待されています。

坂角総本舖の未来へ向けて



坂角総本舖は、名古屋の伝統文化やものづくりの技術を次世代に引き継ぐことに意欲を燃やしています。物づくりの技術を大切にしながら、地域貢献を続ける姿勢が評価されています。2025年には創業136周年を迎えるにあたり、さらなる発展を目指してお客様との絆を深めていくことでしょう。

名古屋城の再建に向けた坂角総本舖の取り組みは、名古屋の観光活性化に寄与するだけでなく、地域の歴史を守る重要な役割を果たしています。名古屋に訪れた際には、ぜひ〈ゆかり黄金缶〉を手に取って、名古屋の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。坂角総本舖の公式サイトでも商品の情報が詳しく紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてください。 坂角総本舖公式サイト



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