地元の宝を救う!「お亀堂」と「ぴよりん」のコラボ
愛知県豊橋市に根付く老舗和菓子店、株式会社お亀堂は、地域の特産品である豊橋産うずら卵を活用した新商品『ぴよりんあん巻き』を発売しました。この商品は、名古屋名物「ぴよりん」とのコラボレーションにより誕生したもので、販売開始から1年で実に25万個以上のうずら卵が使用されています。この取り組みは、地域課題の解決に貢献するものとして注目を浴びています。
背景:うずら卵の危機
2024年に発生した学校給食での誤嚥事故を契機に、全国的にうずら卵の使用が敬遠される事態となりました。これにより、豊橋市内では水煮卵の在庫が過剰になったり、出荷が停止されたりと、「日本一のうずら卵産地」が深刻な危機に直面しました。お亀堂は「このままでは地元の宝が失われる」との強い想いから、この新たな挑戦に乗り出しました。
商品開発:ぴよりんとの共創
ぴよりんあん巻きの最大の特徴は、豊橋産うずら卵の卵黄を使った濃厚な「カスタード餡」です。もっちりとした生地には、ぴよりんの焼印が施され、見た目の可愛さと濃厚な味わいが絶妙に融合しています。この商品は、年齢を問わず多くの人に愛されています。
ぴよりんあん巻きの特徴
1.
可愛らしい焼印入り: ぴよりんの焼印が入ったもっちり食感のあん巻き
2.
豊橋産の卵黄使用: 濃厚なカスタード餡には豊橋産うずら卵の卵黄を使用
3.
ギフトに最適なパッケージ: ぴよりん仕様の可愛いパッケージデザイン
この商品は、直営店舗をはじめ、豊橋駅の「キヨスク」や道の駅とよはし、さらには公式オンラインショップでも入手可能です。特にオンラインショップでは、全国どこでも手に入れることができます。
地元への貢献
お亀堂は、地域課題に対して迅速に行動し、美味しい和菓子を通じて地域を支えています。今回の新商品によって使用されたうずら卵の数は、縦に並べると富士山2つ分の高さに相当します。このような地元消費が、豊橋の地域経済を循環させることに寄与しています。
展望:地域連携の未来
「真面目に、楽しく、そしてふざける力も忘れない」という理念を持つお亀堂は、さらに地域との連携を深め、共創のプロジェクトを拡大していく予定です。地元豊橋から新たな和菓子文化を発信し、「食」と「人」と「想い」をつなぐ新しい形を追求し続けています。
ぴよりんとは何か
ぴよりんは、愛知県の特産「名古屋コーチン」の卵を用いたプリンをバニラの香り豊かなババロアで包み、ふんわりとした「ひよこ」の形に飾り付けた生スイーツです。名古屋駅構内と春日井の製造工房で販売されています。
商品詳細
- - 商品名: ぴよりんあん巻き(4個入)
- - 価格: 1,280円(税込)
- - 販売場所: お亀堂直営店、豊橋駅「キヨスク」、道の駅とよはし、オンラインショップ
- - オンラインショップはこちら
お亀堂の概要
お亀堂は、愛知県三河地域で70年以上続く和菓子屋で、伝統を重んじつつも新しい挑戦を続けています。地産地消を推進し、地域貢献に力を入れ、農家との連携を強化しながら未来の和菓子文化を切り拓こうとしています。
このように、お亀堂の取り組みは、地域の宝を守り、魅力的な商品を提供することを通じて、地域活性化の中心的な役割を果たしています。この商品が、多くの人に愛されることを願っています。