今年も「おいしい!野菜チャレンジ2025」がスタート!
「おいしい!野菜チャレンジ2025」は、カゴメ株式会社と特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールが協力して開催する食育プロジェクトです。この取り組みは、全国の小学校や学童保育などで行われ、今年は95か所で実施されており、すでに14,000人以上の子供たちが参加しています。
プロジェクトの目的
このプロジェクトの主な目的は、「食経験による野菜嫌いの克服」です。多くの保護者や学校が直面しているのは、子供たちが野菜を食べたがらないという問題です。2018年から始まったこの活動は、野菜についての学びを通じて興味を持たせ、食材としての魅力を伝えることを目指しています。これまでの実績として、2019年には「キッズデザイン賞」を受賞し、2022年には農林水産省主催の食育活動表彰で消費・安全局長賞を受賞しました。
プログラム内容
「おいしい!野菜チャレンジ」では、子どもたちが楽しみながら野菜について学べるように工夫された3つのプログラムが用意されています。これらのプログラムは、触れる、見る、嗅ぐ、知る、味わうといった体験を通じて進められます。
1.
日本全国野菜すごろくの旅編
オンライン型のプログラムで、全国の子どもたちが「野菜すごろく」を通じてクイズや体験を行い、自宅にいながら他の地域の野菜について学びます。
2.
野菜のふしぎ実験編
子どもたちが野菜をテーマにしたクイズや実験に挑戦し、楽しく学ぶことができます。トレジャーハンターのように謎を解くことで、自然に野菜に親しむ事ができる内容です。
3.
最強のジュースレシピ編
実際の野菜を使ったクイズやオリジナルジュース作りなどを通じて、野菜との距離を縮める体験を提供します。
子どもたちの反応
参加した子どもたちからは、「野菜の性質や大切さを知れたし、楽しかった」といった感想が寄せられています。また、「苦手だったキャベツやピーマンも少しだけ食べられるようになった」という声もあり、プログラムが実際の食事にポジティブな影響を与えていることが伺えます。
保護者からも、子どもが野菜に興味を持つようになったという声が多く、例えば「苦手意識を克服できた」という体験が共有されています。
応募方法
「おいしい!野菜チャレンジ2025」への参加は、主に小学校の授業時間や放課後の活動として行われます。定員は一会場あたり最大40名とし、オンライン型と訪問型のプログラムがあり、それぞれ応募期間が設けられています。詳細は「おいしい!野菜チャレンジ」のホームページから確認できます。
まとめ
「おいしい!野菜チャレンジ2025」は、子どもたちが楽しい体験を通じて野菜を好きになり、より多くの野菜を摂取することを促進する素晴らしい取り組みです。興味のある方は、ぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。野菜のことを知ることで、子どもたちの健康的な食生活を育む第一歩となります。