食と研究の共創
2026-07-09 13:44:39

山形大学と共創する食の未来「CIRCULAR DINING」を体験しよう

山形大学とSIGNINGが贈る新しい食体験「CIRCULAR DINING」



2026年3月3日に山形県鶴岡市にて、特別なディナーイベント「CIRCULAR DINING 〜循環で世界を救うガストロノミー〜」が開催されました。このイベントは、山形大学のアグリフードシステム先端研究センター(YAAS)と株式会社SIGNINGの連携により実現しました。
この取り組みは、最先端の研究成果を地域の魅力を生かした料理として楽しむ新しい形式のイベント。参加者は単なる食事ではなく、食べることで研究や技術を体験することができました。

食体験の新しい形


「CIRCULAR DINING」の特徴は、まさに研究の成果を「食べて感じる」という形で表現したことです。山形大学が手掛ける循環型フードシステムや次世代食材の開発が、ただの理論から実際の体験へと昇華されました。この日は、約45名の参加者が集まり、シェフと研究者が共創した特別な料理を楽しみました。

参加したシェフたちの技術


このイベントに参加したのは、地元の名シェフたち。彼らは、アルファ化米粉や在来作物などの研究成果を使用し、持続可能性や地域循環といったテーマに基づくコース料理を展開しました。
特に、グランド・エル・サンの片倉忠直シェフやブランブラン・ガストロノミーの五十嵐督哉シェフは、それぞれの技術を駆使し、独自の視点で庄内の旬の食材の魅力を引き出していました。

参加者の声


参加者からは「科学に基づいた食材の豊富さに驚いた」という声が多数寄せられました。研究と民間のコラボレーションによる新たな価値が感じられる貴重な体験だったようです。

研究と食が交差する瞬間


「CIRCULAR DINING」は、ただの食事ではなく、食を通じて研究の意義を学ぶ機会でもありました。下水道資源の活用や地域の在来野菜の保全といった、具体的な研究がどのように食卓に反映されたのか。
例えば、渡部徹教授が提唱する「ビストロ下水道」は、今まで廃棄されていた資源を有効利用することで、地域に新たな経済循環を生む可能性を秘めています。

また、次世代のアルファ化米粉の開発を行う西岡昭博教授の技術は、グルテンフリーでありながら小麦粉に近い使用感を提供するものであり、これにより多様な料理展開が期待されています。

未来の食文化を形作る


「CIRCULAR DINING」は、単なるディナーイベントを超えて、地域の価値を再発見し、未来の食文化を考えるきっかけともなりました。YASSが追求する「スマートテロワールシティ構想」は、地域資源を活用した持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩です。

今後も、株式会社SIGNINGは、ヤースの研究とともに、地域に根ざした新しい価値の創造に挑戦を続けていくそうです。これからの食の未来に、私たちも目を向けていきたいと思います。


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