ノルウェー水産物輸出
2025-01-28 11:45:03

2024年ノルウェー水産物輸出実績発表:サーモンが最高の新記録を樹立!

2024年ノルウェー水産物年間輸出実績



ノルウェー水産物審議会が発表した最新の水産物輸出統計によると、2024年のノルウェーの水産物輸出額は1754億NOK(約2兆469億円)に達し、過去最高を記録しました。この成長は、年間を通じて毎日3800万食ものシーフードが世界中で楽しまれていることを示しています。

特に注目すべきは、日本市場に向けた輸出です。ノルウェーから日本に輸出された水産物の総量は9.3万トンで、2023年からは8.8%減少しましたが、輸出額は3%増の52.5億NOK(約739億円)という新記録を樹立しました。これはノルウェーのシーフードが高品質である証拠です。

ノルウェー水産物の意義



ノルウェーのマリアンネ・ネス漁業・海洋政策大臣は、「ノルウェーの水産物輸出は、持続可能性と経済的価値を両立した新記録を樹立しました」と述べています。さらに、ノルウェー大使館の水産参事官、ヨハン・クアルハイムは、日本市場が重要な位置を占めていることを強調し、「今年はノルウェーサーモンの輸出開始から40周年にあたる記念の年です。これからも高品質なシーフードを日本へ提供し続けます」とコメントしました。

輸出の主要商品〜サーモンの躍進〜



ノルウェーが誇るサーモンは、同国のシーフード輸出における最重要商品で、全体の約70%を占めています。2024年の総輸出量は125万トンと前年比1.7%増加し、輸出額は1,228億NOK(約1兆729億円)と0.3%増加しました。日本へのサーモンの輸出量は2.4万トンで1%の減少が見られたものの、輸出額は29.9億NOK(約422.1億円)と1%の増加を示しました。

「日本で愛され続けているサーモン寿司や刺身が、世界中で人気を博しています。これはサーモンの輸出額を歴代最高に導く要因となりました」とヨハン・クアルハイムは語ります。興味深いことに、2024年は海水温の上昇が養殖に影響を及ぼす中でも、日本市場に安定的にサーモンを供給することができました。

他の魚種の動向



サーモントラウトについても、輸出額が増加しています。2024年の総輸出量は7.5万トンと前年比32%の増加、輸出額も67億NOK(約950億円)と前年比23%の増加を記録しましたが、日本への輸出は減少が見られました。

また、ノルウェーからのサバの輸出は、日本において最も大きな市場を持ち、輸出量は5.2万トンと前年比13%減少したものの、輸出額は14億NOK(約197.5億円)と2%の増加を果たしました。

ニシンも輸出額が増加している一方で、量が減少しています。2024年のニシンの総輸出量は22万トン、輸出額は42億NOK(約596億円)で前年比5%の増加が見られました。日本へのニシンの輸出は前年と同様に高品質な製品が求められています。

総まとめ



ノルウェーは、シーフードの品質と持続可能性を兼ね備えた特徴ある国で、世界中にその魅力を発信しています。「Seafood from Norway」のラベルは、その品質の保証として広く認識されています。ノルウェー産シーフードに関する情報は、公式ウェブサイトにて確認できます。また、今後も高品質なシーフードを日本に提供するために努めるノルウェーの姿勢には、大きな期待が寄せられています。


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