宮崎の恵みを未来に繋ぐ!給食会と農業連携新たな第一歩
2023年11月27日、宮崎県において、地域の未来を見据えた新たな連携協定が結ばれました。公益財団法人宮崎県学校給食会、株式会社JA ARUniCo、東洋ライス株式会社の三者が協力し、農業振興や健康増進、さらには食育の推進を目指して手を組みました。この取り組みにより、子どもたちの健康を育むとともに、地域社会全体の発展に寄与することを目指します。
地域産米の魅力を最大限に生かす
この協定のキーワードは「金芽米」です。JAみやざきが集荷した宮崎県産米を、JA ARUniCoが東洋ライスの独自の精米技術により加工します。金芽米はその名の通り、コメの栄養をしっかり保持しながらも、美味しさを追求した製品です。特に特徴的なのは、栄養成分の豊富な「亜糊粉層」を残すことで、ほのかな甘みを引き出している点です。
このような特性を持つ金芽米は、子どもたちにとって健康的でありながら、美味しい給食の一部として取り入れられることを目指しています。
食育活動への注力
さらに、協定に基づく活動では食育にも力を入れています。給食を通じて、地域の農業や食文化、栄養について学ぶ機会を提供し、子どもたちの食に対する興味や理解を深めることが目指されています。これにより、単に食べることの楽しさだけでなく、大切な価値観も教えていくのです。
大切な地産地消
地元産の食材を使う地産地消の推進も、大きなテーマの一つです。宮崎産の米を給食に取り入れることで、地域農業の振興につながります。これは、食材の鮮度を保つだけでなく、農家とのつながりを強化し、地域全体が活性化する道を開くことにもつながります。
環境保全への配慮
さらに、本協定は環境保全にも配慮しています。地域の農業を支援することで、持続可能な農業の実現を目指すのです。環境を大切にしながら、地域の伝統や未来を育む農業を目指す取り組みは、多くの人々にとっても重要なテーマとなるでしょう。
参加することで得られること
子どもたちがこの取り組みに参加することで、食べ物の大切さや、農業の奥深さを学ぶことができます。また、地域全体が協力し合うことで、健康で豊かな未来を築いていくことができるのです。食が結びつける地域の絆は、これからもさらに深まっていくことでしょう。
まとめ
宮崎県の学校給食会、JA ARUniCo、東洋ライスの新たな包括的連携協定は、未来を見据えた素晴らしい取り組みです。地域の特産物を活かし、食育や環境保全を通じて子どもたちの健康を育むこの活動が、宮崎県のさらなる発展につながることを期待しています。