横浜称名寺薪能の魅力
2024年5月3日、横浜市金沢区の称名寺にて、「称名寺薪能」が開催されます。このイベントは金沢区制50周年を祝う一環として始まり、今回で29回目を迎える伝統的な能楽の公演です。公演は特設の能舞台で行われ、地域の皆様に愛され続けています。
能の演目:「大会(だいえ)」
この公演では、能の演目「大会(だいえ)」が披露されます。物語は自らを救った僧の願いを叶えるべく、天狗が偽の釈迦説法を行うというもので、そこに帝釈天が絡むドラマが展開します。出演は、重要無形文化財総合指定保持者である櫻間右陣師。このような伝説的な作品を間近で観られる機会は非常に貴重です。
狂言の演目:「寝音曲(ねおんぎょく)」
狂言では「寝音曲」が演じられます。主人に謡を頼まれた太郎冠者が「酒と膝枕がないと声が出ない」と言って主人をからかうユーモラスなストーリーが展開されます。これを演じるのは、同じく重要無形文化財総合指定保持者である野村萬斎師。緊張感のある能とは一転、笑いを誘う楽しいひと時になることでしょう。
公演情報
公演日程は2024年5月3日(祝・日)で、開演は17時、開場は16時です。会場は称名寺境内の特設能舞台で、雨天時には金沢公会堂で行われる予定です。チケットは全席指定で、SS席が11,000円、S席が8,500円、A席が7,500円となっており、販売は令和8年1月16日から始まります。これらのチケットは、カンフェティのウェブサイトでご購入可能です。
地域とのつながりを大切に
称名寺薪能は、地域コミュニティとの関わりを重視しています。開催にあたり、区の子どもたちが公募され、能の一部を謡う「連吟」を舞台で披露します。また、金沢木遣囃子保存会による木遣りの披露も行われ、これにより薪能の雰囲気が一層引き立ちます。これらの伝統芸能は、地域の人々にとって次世代への文化継承の重要な場となっています。
終わりに
この薪能公演は、現代社会において伝統文化を感じられる貴重な機会です。能と狂言の魅力を体験し、地域の連携を感じる時間をぜひ味わってみてください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。