EV化した宗像支部
2025-01-15 11:52:50

グリーンコープ生協ふくおか宗像支部が単独EV化を実現!持続可能な未来に向けた第一歩

福岡県福津市に位置するグリーンコープ生協ふくおかの宗像支部が、2024年1月20日から本格営業を開始します。この支部は、西日本を中心に構成される一般社団法人グリーンコープ共同体の一部であり、その特徴は持続可能な社会を実現するための先進的な取り組みです。

完全EV化の取り組み


宗像支部では、すべての配送車両と営業用車両を電気自動車(EV)に統一しています。これにより、CO2排出を最小限に抑えた効率的な運営が実現しています。全24台の配送用トラックと7台の営業車が、環境に優しい運行を行います。EV化は環境負荷を大幅に低減し、地域社会の持続可能性に寄与します。

自然エネルギーの利用


さらに、支部では一般社団法人グリーンコープでんきが供給する自然エネルギーを最大限利用しています。このエネルギーは、バイオマス、太陽光、小水力、地熱などから生成されており、化石燃料を一切使用しない発電方法です。これにより、グリーンコープは環境保護を強く意識した企業運営を行っています。

CO2排出ゼロへの挑戦


宗像支部は、グリーンコープでんきの「ゼロエミッションプラン」を採用し、電気自動車によるCO2排出ゼロを達成しています。これは、発電時のCO2排出も考慮に入れており、気候変動対策として注目されている取り組みです。

太陽光発電の導入


また、宗像支部には出力40.2kWの太陽光パネルが設置されており、施設で消費する電力の約30%を賄う計画です。この太陽光発電により、年間約42,000kWhの発電が見込まれており、約16.28トンのCO2削減にもつながるとされています。使用されるパネルはリユース型で、循環型社会の実現にも寄与します。

OUR GREENプロジェクト


グリーンコープは「2027年までに温室効果ガス排出ゼロ」を目指す「OUR GREEN」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、出発点として「我慢せず、無理をせずにカーボンニュートラルを目指す」という方針を掲げています。市民との共同作業によって、持続可能な社会の実現に向けた新しいライフスタイルを提案します。

組織の概要


グリーンコープ共同体は、2018年に設立されたもので、九州から近畿、中国地方までの地域に根差した生協を束ねています。母親の「子どもたちに安心・安全な食を提供したい」という想いからスタートしたこの取り組みは、地域社会の豊かさを追求しています。

福津市小竹1丁目3-1に位置する宗像支部は、地域に密着した活動を通じて、皆と共に持続可能な未来を築く場所となることでしょう。これからの展開に注目が集まります。


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