ほっかほっか亭と武庫川女子大学の新プロジェクト
持ち帰り弁当の名店、ほっかほっか亭が新たな試みとして武庫川女子大学経営学部と連携した「ほっかほっか亭NEO」を2024年11月から始めました。このプロジェクトは、現代のメインターゲットとされるZ世代のニーズを掴むためのマーケティングを手掛けるもので、SNSの活用や商品開発を通じて実施されます。
プロジェクトのスタート
この産学連携プロジェクトは、Z世代学生との意見交換を行いながら、彼らの視点から食に関する新たなアイデアを模索することを目的としています。プロジェクトの第一歩として、11月初旬にオリエンテーションが行われ、社内見学や「のり弁当」の試食が実施されました。味わいながらの意見交換を通じて、参加者は「のり弁当」の魅力を再発見する機会を得ました。
Z世代との共同作業
これからの活動では、SNSを用いたアンケート調査の結果をもとに、学生たちが抱える「ほっかほっか亭」の課題を洗い出し、売上につなげるための具体的な販促施策を考案しています。チームごとにアイデアを練り、さらに意思疎通を図りながら企画の質を高めていく方針です。プロジェクトは毎週1回、約2時間のセッションを通じて進められ、2025年2月14日までの期間を予定しています。
持続可能な関係を目指して
ほっかほっか亭は、手づくり・できたてのおいしさを提供することにこだわり続けています。地域の「台所」としての役割を担えるよう、今後も様々な施策を展開していくことでしょう。製品の品質だけでなく、消費者の声を反映した商品開発に取り組む姿勢は、ますます期待が高まります。
ほっかほっか亭の歴史と哲学
1976年に埼玉県草加市で誕生したほっかほっか亭。以来、地域に根ざしたサービスを展開しながら、836店舗を有する企業へと成長しました。「炊きたて、できたて、手づくり」が彼らのサービスの基盤であり、安心感を持って食事を楽しむことのできる店舗作りがなされています。現在、オンラインでの宅配弁当サービスも展開し、時代に応じた取り組みを行っています。
まとめ
今後も「ほっかほっか亭NEO」から生まれる新たなアイデアや商品の展開が待たれる中、ほっかほっか亭がどのようにZ世代の心を掴んでいくのか、目が離せません。公式SNSを通じて今後の進捗が公開される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。