舞台『リンス・リピート』
2025-01-24 13:36:40

家族の真実を描く、舞台『リンス・リピート』の日本初上演が決定

オフ・ブロードウェイの衝撃作が日本上陸!



2025年4月17日から5月6日まで、オフ・ブロードウェイで話題をさらった舞台『リンス・リピート ーそして、再び繰り返すー』が日本初上演されます。物語は、摂食障害に苦しむ娘とその家族の複雑な関係を描いており、世代を超えた愛と痛みの物語が繰り広げられます。

作品概要と演出



『リンス・リピート』は、2019年にオフ・ブロードウェイでの成功を受けて、今般日本でも上演されることが決定しました。演出は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した若手の稲葉賀恵が手がけ、キャストには寺島しのぶ、吉柳咲良、富本惣昭、名越志保、松尾貴史といった実力派が揃います。

物語の視点



主人公のレイチェルが摂食障害を患って辛い思いをする中で、母親であるジョーンとの関係が徐々に明らかになっていきます。ジョーンは移民としての背景を持ち、娘に対して強い愛情を持ちながらも、家族との間に生まれるすれ違いに悩まされます。家族の愛が時には圧力となり、レイチェルはその愛情を苦痛として感じるようになるのです。この物語は、家族の絆や矛盾を鋭く問いかけます。

期待されるキャストの演技



  • - 寺島しのぶ(ジョーン役):彼女は母親の苦悩と強さをどう表現するのか、大きな注目を集めます。「家族の形について考えた時、特に母と娘の特別な繋がりに悩みを感じます」と語り、その深い役柄に向き合う姿勢を示しています。
  • - 吉柳咲良(レイチェル役):摂食障害を抱える難しい役どころをどう演じるのか、彼女のアプローチが気になります。「この作品を通じて『自分を愛せるのは自分』と感じることができるよう、真摯に向き合いたいです」とのコメントも。
  • - 富本惣昭(ブロディ役)名越志保(ブレンダ役)、そして松尾貴史(ピーター役)も、それぞれのキャラクターを丁寧に掘り下げ、観客の心に響く演技を展開します。

心に残るメッセージ



この舞台は、家族間の愛情や葛藤を深く描くことで、観客にさまざまな感情を呼び起こすことでしょう。特に、母から娘へ受け継がれる痛みや、家族の絆の意味を考えさせられる内容になっています。観客は劇中のキャラクターを通して、自らの家族との関係についても深く考えるきっかけを得ることができるでしょう。

チケット情報



チケットは、東京公演が2025年4月17日から5月6日まで紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで、京都公演が5月10日と11日に京都劇場で開催されます。先行販売は2月11日から始まり、多くの観客がこの感動の舞台を体験することを心待ちにしています。

詳細な公演情報はこちらから確認できます。期待が高まる革新的な作品が、舞台上でどのように展開されるのか、目が離せません。


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