デイブレイクが提示した新たな惣菜製造の方法
2023年8月26日、デイブレイク株式会社は、調理・冷凍・解凍の新整合を探る実演セミナーを実施しました。人手不足が深刻な食品業界において、効率化と品質向上が求められる中、「容器調理」と「特殊冷凍」を組み合わせた新しい製造モデルが注目されています。今回は、その模様をレポートします。
運営背景:効率化が求められる時代
現代の食品業界は人手不足の問題に直面しており、効率的な製造と計画的なストックの重要性が増しています。デイブレイクはこの課題に応えるべく、容器に入れた状態で調理し、そのまま冷凍・解凍する手法を提案し、セミナーを通じて具体的なプロセスを示しました。様々な料理、例えばおでんやハンバーグ、唐揚げ、回鍋肉、さばの味噌煮などをテーマに実演が行われ、調理から解凍までの流れが具体的に示されました。
実演内容:容器調理を活用した効率化
セミナーでは主に3つのモデルが紹介されました。まずは「容器調理・冷凍解凍モデル」では、生の食材を容器に入れ、スチコンを使って加熱。ハンバーグや唐揚げが容器ごとに調理され、驚くべきは容器のまま冷凍できる点です。特に、唐揚げは裏面もカリッと仕上がる様子が評価されました。
次に、「半製品モデル」では、事前に調理済みのかつと生の玉ねぎ、出汁、卵を容器にセットし、調理後に冷凍する方法が紹介され、作業負担を軽減する便利な手法が提案されました。
最後に、「計画生産モデル」では大量調理を可能とする多機能調理器を活用し、まとめ調理と冷凍の流れが示されました。このように、一連のプロセスを組み合わせることで、必要な時に迅速に提供できる新たな製造方式が提案されました。
参加者の反応と課題
参加者からは「新しい手法として可能性を感じた」との声が多く、この手法に期待が寄せられる一方で、冷凍・解凍後の味や食感に関する率直な意見も寄せられました。特に、かつ煮や回鍋肉の水分が出ることで味が薄く感じられるといった課題に対し、調味料の濃度を高めることで解決できる可能性が示唆されました。
未来の展望:さらなる改良と進化
デイブレイクは今回のセミナーを通じて、新たなオペレーションモデルを見出しました。しかし、依然として改善すべき点があることも認識しています。セミナーの締めくくりで、デイブレイクの藤本氏は「これは完成形ではなく、より良い品質を求め続ける」と述べ、今後の改良に期待を寄せました。食品業界の複雑な課題に対し、容器・調理機器・冷凍技術を組み合わせた新しい解決策として、デイブレイクの今後の取り組みに注目です。
デイブレイクの特殊冷凍技術
デイブレイクが開発した「アートロックフリーザー」についても紹介されました。この特殊冷凍機は、急速かつ均一に凍結することで、食品の細胞を守り、その旨みを逃がさずにいます。これにより、高品質な冷凍食品の製造が可能になるのです。
企業概要
デイブレイクは、特殊冷凍技術を軸に食品業界の課題に挑む企業として、今後もさらなる革新を目指して歩み続けます。公式ウェブサイトでは、更なる情報提供と共に、これからも新しい製品の開発情報が公開される予定です。