GOSSOが常盤食品を完全子会社化、地元飲食業の新たな可能性
GOSSO株式会社が株式会社常盤食品を完全子会社化したことは、東北地区の飲食業界に大きな変革をもたらす予感がします。2025年4月には、常盤食品の全株式を取得し、9月1日には新たに仙台市内に常盤食品の本社とGOSSO東北支社を設立。これは、地域に根ざしたブランドのさらなる発展を期待させる重要な一歩です。
子会社化の経緯
GOSSOと常盤食品は2018年からM&Aの可能性を協議していましたが、その際は合意には至りませんでした。もともと常盤食品は20周年を迎えるにあたり、地域に密着した飲食ブランドの強化を考えていたようです。そのタイミングでGOSSOの代表である藤田建氏から再びオファーを受けることになり、両社のビジョンが一致した結果、今回の子会社化が実現しました。これにより、常盤食品は「ときわ亭本家」ブランドをさらに強化し、新たな事業展開を進めることが期待されています。
「ときわ亭本家」のリブランディング
子会社化に伴い、宮城県を中心に展開する「ときわ亭」は新たな町焼肉ブランドへリブランディングされる予定です。GOSSOは、2028年までに東北エリアにおいて40店舗の展開を目指しており、その第一歩として現在の24店舗を基盤に拡大を図ります。創業者の加藤栄一氏も会長としてブランドの価値向上に寄与し続けると述べています。
また、GOSSOはすでに仙台エリアで「0秒レモンサワーⓇ仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」と名付けた新感覚の焼肉エンターテインメントを展開しています。これにより、仙台の旨味を全国に広めることを目指しているのです。
新拠点の役割
新しく設立された仙台市の拠点は、常盤食品が持つ本社機能とGOSSOの東北支社機能を併せ持ち、地域でのブランディング戦略や人材育成、物流の効率化を担います。この拠点を踏まえた新たな商業施設「イオンモール仙台上杉店」のオープンも控えています。ここでは、ハワイアンとイタリアンを融合させたオールデイダイニングや、ちゃんぽん食堂などが同時に開店予定です。
今後の成長戦略
GOSSOは、既存の事業の多角化を進めており、2024年には長崎ちゃんぽんチェーンを子会社化するなど、様々なブランドの強化を図っています。「三代目じげもんとん」や「じげもんちゃんぽん」、「タルトリエ」など、各ブランドのリブランディングを通じて全国展開と収益性の向上を目指しています。
M&Aやフランチャイズの取り組みにより、持続的な成長を見据えた戦略を展開しているGOSSO。地域を代表する飲食ブランドの持続可能な未来を期待したいです。今後の動きから目が離せません。