日本のユニセックスブランド「VI E DIT」、ニューヨークでの挑戦
日本発のクリエイターECブランド「VI E DIT」は、デザイナーYuki Otakeが生み出したユニセックスアパレルで、2023年ニューヨークファッションウィークに初めて参加しました。このイベントは、世界的なファッションの中心地ニューヨークで開催されるもので、国際的なデザイナーやファッション関係者が集まります。
「VI E DIT」は、Global Fashion Collectiveの一部として、"SHOW III" に出演。これは特に注目されています。一般には知名度の高いブランドが参加する中、オンラインを前面に出すECブランドが名を連ねるのは珍しい事例です。
「URBAN GRUNGE」の提案
ニューヨークコレクションの今季のテーマは「PLAY BOY」。これに絡めて「VI E DIT」は「URBAN GRUNGE」というコンセプトを掲げました。ブランドは、グランジやストリートスタイルを取り入れつつ、モードやフェミニンな要素を絶妙に融合させています。このように、日本の文化特有のミックスカルチャーを表現するスタイルは、ヴィンテージの風合いと現代的感覚をブレンドした独自の魅力を持っています。
ファッションウィークの舞台で作品を発表した後、海外バイヤーは「日本特有の繊細さと普遍的なデザインの融合に魅了された」と絶賛しました。特に、その素材とカッティングに関しても高い評価が寄せられ、グローバル展開の可能性がますます期待されています。
デザイナーYuki Otakeの思い
デザイナーのYuki Otake氏は、「ニューヨーク・ファッション・ウィークに出ることが決まった際、この街では自分の内面を大切にし、妥協のない表現をめざすことが重要だと感じました」とコメント。その中で、幼少期の記憶やカルチャーを取り入れ、自由な遊び心を表現したデザインを追求しています。
「VI E DIT」は、"人々の人生を編集する"というコンセプトをもとに、常に美を追求し、歴史を尊重し続けていきます。このニューヨークでの経験を通じて、ブランドの価値をさらに広めていく意向を示しています。
クリエイターの成長と支援を目指して
「VI E DIT」を展開するAnyMind Groupは、ECやマーケティング、物流など幅広い分野でクリエイターをサポートしています。日本から海外への進出を助けるプラットフォームとして、クリエイターの成長を力強く支援するBYaaS(Business Process as a Service)モデルの導入を進めています。
おわりに
「VI E DIT」の挑戦は、日本のファッションシーンに新たな風を吹き込むだけでなく、世界に向けた発信力を高める重要な1歩となるでしょう。このブランドの歩みから、今後も目が離せません。どうぞ応援してください!