新たな支援キャンペーンが始動
2023年7月1日、特定非営利活動法人ジャパンハートが、公益社団法人ACジャパンの支援キャンペーンに参加し、新しい広告を公開しました。これは2年連続5回目の取り組みであり、これまでのテーマに加え、「日本との繋がり」といった新しいメッセージが込められています。
テーマは「災害」
今回は「災害」をテーマにしており、特に日本が地震大国であることに着目しています。医療が届かない状況は、海外だけでなく、自国である日本でも起こりうる危機であるという点を強調しており、災害時にこそ、医療がどのように機能するかが問われるのです。この広告キャンペーンを通じて、一人ひとりが災害医療について考え、支援の輪が広がることを願っています。
舘ひろし氏の思い
広告イメージキャラクターには、舘ひろし氏が起用されました。彼は過去の災害時に被災地で炊き出しを行うなど、実際に支援活動に参加してきた経験を持っています。彼は「災害の際の医療現場は非常に厳しい状況です」と述べ、ボランティア活動を通じて感じたことや、ジャパンハートの活動への共感を語りました。自らも災害を経験した彼だからこそ、その思いは強いものがあります。
ジャパンハートの活動
ジャパンハートは、国内外で医療支援を行うNGOとして知られています。アジアの開発途上国においても、全国で約4万件の高度医療を実施しており、特に小児がん治療に力を入れています。日本では、離島や被災地において継続的な医療派遣を行い、災害支援活動を通じて多くの命を救っています。
彼らの理念は、「医療の届かないところに医療を届ける」こと。これは単なる支援にとどまらず、「命」や「心」を救う医療を信条にしています。20年以上にわたって、目の前の人々と真摯に向き合い続けています。
「今こそ支援を」
舘氏は、「災害がいつどこで起きても、私たち一人ひとりが備えを持ち、助け合える社会を目指すことが大切」と語りかけます。災害時には、多くの人が医療支援を必要とする可能性があるため、その仕組みを確立していくことが求められています。
この広告キャンペーンを通じ、あなたもぜひ、災害医療の重要性を見つめ直し、支援の輪を広げていくことに参加してください。私たちの身近な社会が、いざという時に助け合える体制を築くことが求められています。私たちも小さな力を合わせて、大きな支援へとつなげていきましょう。