平成レトロに胸ときめく!『平成女児』カルチャーの魅力を徹底解剖
こんにちは、LIPS編集部です。この度の『LIPS labo』の2025年3月号では、最近特に注目されている「平成女児」カルチャーに焦点を当てています。SNSのバズりを見ても、このレトロなトレンドは多くの人々を魅了しており、その理由を掘り下げてみました。
「平成女児」とは?
「平成女児」とは、1990年代後半から2000年代初頭に小学生だった主に20代〜30代の女性を指します。彼女たちは今やデジタルネイティブ世代ですが、懐かしい平成レトロ文化に心を奪われる傾向があります。その特徴的な消費行動や価値観は、今でも新鮮です。
たとえば、平成初期に流行したタイルシールを使ったネイルや、当時の人気雑誌に関連するキャラクターとのコラボ商品など、まさに「平成女児」ならではの楽しみ方が広がっています。この時代の文化に対する情熱は、今も色褪せることがありません。
平成初期キャラクター人気トップ3
アンケートを通じて、平成女児カルチャーの象徴ともいえるキャラクターの人気を調査したところ、1位が「たまごっち」、2位が「リラックマ」、3位が「セーラームーン」という結果に。特に「たまごっち」は2004年に発売された「たまごっちプラス」が20周年を迎え、懐かしさに胸が躍るファンが多いようです。
バンダイのコスメブランドからは、「たまごっち リップ&チーク」のような可愛らしいアイテムが登場し、またそれが大きな注目を集めていることも頷けます。リップとチークが一つにまとまっている点でも、実用性とデザインの両方が融合しています。
「たまごっち」「セーラームーン」そして「プリキュア」からの思い出
特に印象に残るキャラクターについて、ユーザーから様々なエピソードを収集しました。たとえば、たまごっちを大切に育てていた思い出や、セーラームーンの衣装を夢見ていた頃のエピソードが多く寄せられました。それぞれのキャラに対する感情は、単なる懐かしさではなく、心を揺さぶるエモーショナルな体験として残っています。
- - たまごっちに関しては、母に育ててもらったという思い出や、友達と一緒に遊んでいた楽しい記憶が語られました。
- - セーラームーンへの愛情は、子ども時代の憧れ的存在でした。
- - プリキュアは、女の子が戦う姿に新しい勇気を与えてくれる作品として、多くの女性から共感を呼んでいます。
コラボ商品の市場拡大
「平成女児」カルチャーが盛り上がる中、関連商品への関心も高まっています。調査によると、90%に近いユーザーが「平成女児」カルチャーとのコラボ商品に興味を持っています。しかし、実際の購入経験が14%に留まっていることから、市場にはまだまだ潜在的な需要が存在していることがわかります。
コラボ商品の例として挙げられるのが、化粧品ブランドとの連携。CANMAKEやrom&ndなどのブランドが、すでに「平成女児」に関連した商品を展開しています。
今後、「平成女児」カルチャーに寄り添った商品展開が求められ、さらに市場が拡大していくことでしょう。
まとめ
「平成女児」カルチャーは、懐かしさとともに感情を引き出し、今の私たちの日常に彩りを加えてくれます。昔の思い出を共有し、新しくパートナーや子どもと楽しむことで、次の世代へと繋げていくことが期待されます。
これからも、「平成女児」の魅力を広める製品や体験が充実することを願っています。調査結果や個別のストーリーが、皆さまの心に響くことを心から願っています。