和歌山のスイーツシーンに新しい風が吹く!
和歌山の洋菓子店「Petit a Petit」に、AIが職人の技を引き継ぐ新たなバウムクーヘン職人「THEO(テオ)」が初めて導入されました。フードテックマイスター株式会社の取り組みによって実現したこのプロジェクトは、地元スイーツの活性化を目指すものです。
THEOとは?
「THEO」は、株式会社ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人であり、職人が焼き上げる生地の焼き加減を画像センサーで細かく分析し、機械学習を通じてその技術を習得します。約5年の開発期間を経て完成したTHEOは、熟練の職人と同等の技術でバウムクーヘンを焼くことができるのです。
Petit a Petitのこだわり
「Petit a Petit」は、オーナーシェフの宮本友理子さんが2003年に設立したお店で、フランス語で「少しずつ」と名付けられています。宮本シェフは短大卒業後に製菓専門学校へ進学し、フランスでの留学経験も持つ経験豊かなパティシエールです。彼女の店舗では、安心安全な食材を使ったスイーツ作りを心がけており、国産の小麦や地養卵、こだわりの本葛粉を使用しています。
幸せを詰め込んだバウムクーヘン「幸-sachi-」
その中でも、この度新たに登場した「バウムクーヘン幸-sachi-」は、心温まる優しい味わいが特徴です。紀州九度山糸卵の玉子農場から取り寄せた地養卵と、国産の小麦を使用することで、しっとりふんわりとした食感に仕上がっています。このバウムクーヘンは、大切な人への贈り物にぴったりです。幸せの気持ちを込めた商品名も、心を温かくします。
商品の価格は1,728円(税込)で、今後は紀州梅を利用した新フレーバーも登場予定とのこと。ぜひ、この機会に「Petit a Petit」ならではのバウムクーヘンを体験してみてください。
地域との結びつきユニークな取り組み
「Petit a Petit」の店舗は、ケーキ教室や材料販売からスタートし、少しずつ成長を続けてきました。加えて、アレルギーに配慮したケーキの提供についても尽力しており、地域貢献という理念を掲げています。特に厳しい基準を持つアレルギー対応のケーキは、一定の条件のもとでの予約が必要ですが、多くの人々に愛されるスイーツを提供する姿勢は、地域にとっても心強い存在です。
まとめ
AI職人「THEO」と女性パティシエ宮本友理子さんのコラボレーションが実現した和歌山の新しいバウムクーヘン。技術と心が融合したスイーツを通じて、地域に新たな幸せを広げる「Petit a Petit」。どうぞ、あなたもその味わいと優しさに触れて、自分自身や大切な人とともに、幸せを感じてみてはいかがでしょうか。店舗は和歌山市中92-1にあり、営業時間は10:00から18:00まで、日曜日と水曜日が定休日です。電話番号は073-455-4958です。