未来を育てる!アーバンファーミング体験レポート
2025年8月2日と3日、東京都渋谷区の
TENOHA代官山で開催された「
シブヤで農体験!~Farm to Table~」の様子をレポートします。このイベントは、
キユーピー株式会社と一般社団法人
渋谷未来デザインが共同で主催し、小学生を対象にした
アーバンファーミング体験でした。
約70名の小学生とその保護者が参加し、
生物多様性の保全に向けた一歩として、都市の中で農業を体験しました。アーバンファーミングは、食糧問題や温暖化が深刻化する現代において、注目されている新しい形の農業です。このプロジェクトを通じて、都市に緑を生み出し、コミュニティの形成を支援し、新たな食文化の創出を目指しています。
イベントの流れ
イベントは「耕す」をテーマに、
知識を耕す、
触れるを耕す、
味覚を耕すの3つのステップで構成されました。まずはアーバンファーミングの基礎について学ぶ講義を受け、その後、参加者たちは実際に野菜の収穫作業に挑戦しました。初対面の同士で少し緊張した様子もありましたが、自ら収穫することで徐々に笑顔が増え、明るい雰囲気に包まれました。
収穫の後は、参加者全員でサラダ作りに挑戦しました。自分たちが収穫した野菜を使い、キユーピーのマヨネーズと共にサラダを味わうことで、まさに
Farm to Tableの体験を実感しました。「苦手な野菜だけど、しっかり食べてますね!」と、保護者も嬉しそうに子どもの成長を見守っていました。
植え付け体験
特に子どもたちの目が輝いていたのが、野菜の植え付け体験です。卵の殻を活用して作られた
フィルムプランターに土を入れ、お土産として配られた4種類の種から一つを選んで植えました。これにより、自宅でもアーバンファーミングを楽しんでほしいという願いが込められています。「野菜を切るのが楽しかった」「種まきが楽しかった!」と参加した子どもたちからは楽しそうな声が聞こえてきました。これらの体験を通じて、自分自身で食材を育て、調理する楽しさを実感することができたようです。
イベントを終えた後も、子どもたちの「もっと野菜を育てたい」という意欲が感じられました。各自の家庭で野菜を育て、それが地域の生物多様性を育む一助となることを願っています。キユーピーは今後もアーバンファーミングの支援を続け、都市の持続可能な未来を目指して貢献していくでしょう。
イベント概要
- - 主催者: SHIBUYA Urban Farming Project
- - イベント名: シブヤで農体験!~Farm to Table~
- - 開催日時: 2025年8月2日(土)、3日(日)
1回目:10:00~12:00
2回目:14:00~16:00
- - 開催場所: Forestgate Daikanyama内 TENOHA代官山
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-12
イベント公式サイト
- - 参加者数: 小学4~6年生 約70名(保護者同伴)
- - 実施内容:
- アーバンファーミングについての講義
- 野菜の収穫作業
- 収穫した野菜を使ったサラダ作りと試食
- 栽培体験(フィルムプランターへの種の植え付け)