愛犬とどう向き合う?添加物への意識調査から見えた新たな常識
株式会社エイトが実施した350人の飼い主を対象にしたドッグフードの添加物に関するアンケート調査。その結果、驚くべき事実が浮かび上がりました。7割を超える飼い主がドッグフードの添加物を意識しており、特に避けたい成分が明らかに。
調査のパラメータ
調査は、ドッグフードの添加物にどの程度気にしているかを4項目に分けて行いました。具体的には、気にしている程度、避けたい成分、無添加フードの使用経験、添加物を気にしない理由についての質問が含まれています。
添加物への意識
調査結果では、飼い主さんの47%が「ある程度気にしている」と回答。これは、特定の添加物だけをチェックする姿勢を反映しています。一方で、26%が「かなり気にしている」と答え、原材料表示を日常的に確認することを示していました。
驚くべきは、意外と多くの人々が添加物を気にしていないという現実にあります。例えば、「困ったことがないから」という理由が上位を占めており、現実の愛犬の健康状態に信頼を寄せている姿勢が見受けられます。
避けたい添加物TOP3
調査で特に避けたいとされる添加物のTOP3は、
1. 着色料
2. 合成保存料
3. 合成酸化防止剤
飼い主の多くが、愛犬の健康を考えたとき、無意味な見た目を気にしない姿勢を持っていることがうかがえます。特に、合成酸化防止剤の件については、天然由来の代替品が増えたため、合成品を選ぶ必要性を感じない人が多いのです。
無添加フードの普及率
「無添加」や「○○不使用」と表示されたドッグフードを試したことがあると答えた人は66%に達しました。しかし、試した後の変化については、124件が「特に変化なし」と回答し、実は効果に関する期待は現実とは乖離しているという結果に。
それでも、23件からは「元気になった」や、16件から「毛艶が良くなった」との意見も寄せられており、心温まる反応もあったことも特徴的です。
添加物を気にしない理由
一方で、添加物を気にしない理由には「特に困ったことがない」という実体験が理由として多数派を占めていました。これにより、リスクのある選択を判断するために成分表示を毎回確認するなどの行為が面倒だと感じる飼い主も多く、「元気な姿が一番」との考えが強いようです。
結論
この調査を通じて浮かび上がったのは、「愛犬の健康を守りたい」という思いと、「不安になりすぎないバランス感覚」を保つことが、新たな常識として浸透しているということです。今後の飼い主たちがどのように愛犬との向き合い方において意識を変えていくのか、注目が集まります。
「ドッグフードの添加物」についての理解を深めることで、愛犬にとって最良の選択ができるようになるかもしれません。ぜひ、今後のトレンドに目を向けてみましょう。