マンボウ・キー個展
2025-05-01 14:40:18

台湾のクィアカルチャーを探るマンボウ・キーの個展『Home Pleasure』渋谷で開催

台湾の多様性を表現するマンボウ・キーの個展が渋谷に登場



2025年5月30日、渋谷PARCO4階のPARCO MUSEUM TOKYOで、台湾を代表するフォトグラファーでありアーティストのマンボウ・キーの個展『Home Pleasure|居家娛樂』が開催されます。本展は、台湾のクィアカルチャーを掘り下げ、家族、ジェンダー、セクシュアリティ、そしてクィア・アイデンティティをテーマにした作品を通じて、彼自身のストーリーを展開するものです。

アートを通じての自分探し


マンボウ・キーは、父親の禁断のコレクションの一つである自撮りのセックス・テープを15歳の時に発見したことが、彼のアーティストとしての旅の起点となりました。この作品は彼のアイデンティティや家族の関係性を深く探求するきっかけとなり、2019年にはアジア初の同性婚合法化を果たした台湾で発表されました。彼の作品『Father’s Videotapes』の受賞は、その表現力の高さを示しています。

本展では、代表作だけでなく、未発表の作品や日本初公開の作品も展示され、彼の祖母をテーマにした作品も加わります。また、ファッションフォトグラファーとしてのキャリアも反映させた新作が披露される予定です。

国際的な視点での活動


マンボウ・キーは、アートと社会的なテーマを結びつけた作品を数多く発表しています。彼は自身のクィア・アイデンティティを公に表現しながら、家族というテーマに対する視点を拡げています。特に、客家系民族としてのルーツをもとに、性についての新たな考察を行い、多様性の表現を行っています。

入場無料の啓発イベントとして


『Home Pleasure|居家娛樂』は、LGBTQ+コミュニティを称賛し、偏見のない社会を目指して行われます。この展示は、グローバルプライド月間に合わせて入場無料で提供され、誰でも気軽に訪れることができます。この機会に、マンボウ・キーの最新作を通じて、多様なクィアカルチャーの魅力に触れてみてください。

展覧会詳細


  • - 会期: 2025年5月30日(金)- 6月9日(月)
  • - 時間: 11:00-21:00(最終日は18時閉場)
  • - 会場: PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
  • - 入場料: 無料

この個展は、訪れる人々に新たな視点や気づきをもたらす貴重な体験となることでしょう。マンボウ・キーのアートを通じて、あなた自身のアイデンティティや多様性について考えてみるのはいかがでしょうか。ぜひ、渋谷で特別なひとときをお楽しみください。


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