社会人アメフトの新しい楽しみ方『推し活プロジェクト2025』
日本のスポーツ界では、特に女性ファンの存在が重要視されています。最近話題になった「カープ女子」や「相撲女子」、「プロレス女子」といった現象は、女性が積極的にスポーツに関わり、応援する姿を象徴しています。今や、女性ファンがいなければ、そのスポーツリーグが成功することは難しいと言っても過言ではありません。こうした中、日本社会人アメリカンフットボール協会(理事長:並河研)が、女性ファンの獲得を目指す新プロジェクト「推し活プロジェクト2025」を発表しました。
このプロジェクトは、Xリーグ選手のフィールド内外での魅力を引き出し、ファンが自身の「推し」を見つける新しいスポーツの楽しみ方を提案しています。試合会場では、選手との交流を行うことができる点がXリーグの大きな魅力の一つです。プログラムのキャッチフレーズ「スタジアムに行けば『推し』に会える」を元に、女性ファンに向けたアプローチが進められます。
プロジェクト概要
今年度はXリーグのトップカテゴリー「X1 Super」から、昨年の優勝チームであるパナソニック インパルス、富士通フロンティアーズ、オービックシーガルズ、SEKISUIチャレンジャーズ、ノジマ相模原ライズ、IBM BIG BLUEから合計28人の選手が選ばれます。この選手たちの多彩な魅力を発信しながら、女性ファンに「推し」を見つけてもらうことが目的です。
フォトグラファー矢口亨氏による撮影
さらに、アスリート撮影で知られるフォトグラファー、矢口亨氏が選手たちの姿を撮影します。彼は、アスリートとして真剣な表情を見せる選手たちの私服や仕事のスーツ姿など、さまざまなシーンをキャッチします。これにより、選手の魅力を最大限に引き出し、ファンに新たな一面を見せることができます。
フィーチャー試合とファン交流
「推し活プロジェクト2025」において、選手とファンの交流を促進するために、特定の試合を選んで会場の装飾や特別イベントを計画しています。以下の試合がターゲットとして選ばれました:
1. 10月26日(日)富士通フロンティアーズ対IBM BIG BLUE戦@富士通スタジアム川崎
2. 10月26日(日)SEKISUIチャレンジャーズ対富士フイルム海老名Minerva AFC戦@ベイコム陸上競技場(兵庫県尼崎市)
3. 11月8日(土)オービックシーガルズ対ノジマ相模原ライズ戦@横浜スタジアム
4. 11月23日(日)ライスボウルトーナメントクオーターファイナル(対戦カード未定)@万博記念球技場(大阪府吹田市)
ステージリクエストや選手との交流を通じて、ファンの皆さんがアメフトをより楽しんでもらう機会を増やします。
最後に
「推し活プロジェクト2025」は、女性ファンがアメリカンフットボールの新しい楽しみ方を見つけるきっかけになることを目指しています。これまで以上に親しみやすく、活発なスポーツ文化の成立を目指すこのプロジェクトは、今後のアメフト界に朗報をもたらすことでしょう。皆さんもぜひ試合会場で「推し」を見つけに来てください!