オイシックス株式会社が新たな一歩を踏み出す
食品のサブスクリプションサービスを展開するオイシックス株式会社が、2026年7月1日より社名を「オイシックス株式会社」に変更し、新しいコーポレートロゴを発表しました。これにより、創業時の理念に立ち返りつつ、広がる事業の価値を一つにまとめる試みが行われています。
社名変更の背景
オイシックスは2000年に創立され、その後の成長に伴い「オイシックス・ラ・大地株式会社」として知られるようになりました。その間、大地を守る会やらでぃっしゅぼーやとの経営統合を通じて、食品の社会課題に挑む企業としての位置付けを強化してきました。しかし、これからの時代において、オイシックスの持つ「原点」を再確認し、事業の拡大を図るために、旧名への回帰が必要だと判断されたのです。
社名変更は、食品宅配事業だけではなく、給食事業など新たな業態を取り入れた多様な事業を展開する同社の新たなスタートを象徴しています。具体的には、2024年にはシダックス傘下の給食事業を吸収し、28の子会社を擁する企業グループに成長しています。
新コーポレートロゴ「OISIX」の意義
新たなコーポレートロゴ「OISIX」は、私たちが進む未来において、食の社会課題に対する「強い意思」をもって挑んでいく姿勢を示しています。フォントは誠実な佇まいを感じさせ、全ての仲間が集う「一つの旗印」としての役割を果たしています。力強い大文字で構成されたこのロゴは、企業理念がしっかりと根付いていることを象徴しています。
また、この新しいロゴは食品宅配サービス「Oisix」などの各ブランドロゴには影響せず、従来のデザインが引き続き使用されるため、顧客にとってもなじみのある存在として残ります。
環境への配慮
社名やロゴの変更に際して、オイシックスは環境負荷への配慮も忘れていません。商品のパッケージや各種印刷物、梱包資材は順次新ロゴに切り替えられる予定ですが、この過程でも不必要な環境への影響を最小限に抑えるための施策が検討されています。旧社名や旧ロゴが混在する場合もありますが、それはオイシックス・ラ・大地株式会社としての歴史の一部であることをご理解いただきたいとしています。
食を通じた社会貢献
オイシックス株式会社は、安心・安全を重視した農産物やミールキットを提供するだけでなく、社会貢献にも力を入れています。子会社のシダックスフードサービスでは高齢者施設や病院の給食事業を展開し、買い物に困難を抱える人々には移動スーパー「とくし丸」を通じてサービスを提供しています。また、海外ではプラントベースの食材である「Purple Carrot」の展開も行っています。
最後に、オイシックスはSDGsに基づく戦略を持ち、フードロスを削減するための取り組みも行っています。ミールキットを通じて家庭での食品廃棄を減らし、持続可能性を重視した小売業を目指す姿勢は、多くの消費者に支持されています。これからのオイシックスがどのように社会課題を解決していくのか、非常に楽しみです。