那智勝浦の絵本寄贈
2025-03-17 10:11:20

絵本『バナナのらんとごん』那智勝浦町の子どもたちに寄贈!

和歌山県那智勝浦町に希望の絵本が届いた!



2024年12月、和歌山県那智勝浦町に新たな命が吹き込まれる絵本『バナナのらんとごん』が出版されました。この絵本の制作は、特定非営利活動法人APLAと地方出版社らくだ舎出帆室の共同によるもので、クラウドファンディングを活用し、必要な資金を調達しました。

クラウドファンディングで子どもたちに寄贈



絵本出版のための資金調達は2024年8月から9月にかけて行われ、目標金額250万円を達成。最終的には332人から266万500円の支援を受けることができました。集められた資金の一部は、那智勝浦町に住む子どもたちへ絵本を寄贈するために使われ、2024年12月から2025年1月の間、7つの施設に対し合計15冊が贈られました。

特に、今回のリターンプランとして設定された「子どもに贈るプラン・那智勝浦町編」は、地域の子どもたちに絵本を届けるために考案されたもので、このプランには多くの支援が集まり、全口数が短期間で完売しました。

絵本の内容とその意義



『バナナのらんとごん』は、フェアトレードやフードロスといったテーマを子どもたちに身近に感じてもらうために制作されました。また、APLAが運営する「ぽこぽこバナナプロジェクト」の一環でもあります。このプロジェクトでは、規格外のバナナを有効活用し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが行われています。

冷媒が効いた部屋で集まった子どもたちは、絵本の内容に興味津々。読み聞かせの時間では、全園児が作者の千葉貴子さんの話に目を輝かせながら集中していました。

読み聞かせの様子



寄贈した絵本の読み聞かせは、大野保育所と天満保育園の二つの施設で行われました。どちらの施設でも子どもたちは前のめりになり、真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。保育士からも「大人にも学びがある内容でした」との感想をいただき、絵本が持つメッセージの重要性を再確認することができました。

地域との協力体制



この寄贈にあたっては、那智勝浦町こども未来課の協力が大変重要でした。町の子どもたちに直接手渡る絵本が作られたのは、地域が一丸となって取り組んだからこそ。千葉貴子さんは「地方で本を出すことの意味を考えながら、この町に住んでいるからこそ作りたい本を生み出したい」と話し、地域との結びつきを強めています。

絵本購入の方法



『バナナのらんとごん』は、APLA SHOPやらくだ舎出帆室のネットショップで購入することができます。絵本の詳細や購入方法は、ぜひ公式サイトをご覧ください。また、絵本を販売したい方は、らくだ舎出帆室またはAPLAにご連絡を。今後も地域に密着したプロジェクトが進行していくことを願っています。

お問い合わせ先



  • - らくだ舎出帆室: rakudasha.c@gmail.com
  • - APLA: poco2banana@gmail.com

このプロジェクトがさらなる広がりを見せて、地域の子どもたちの未来に明るい光をもたらすことを期待しています。


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