米沢の魅力を発信
2025-02-20 11:02:27

米沢のものづくりがパリに魅力を発信!オープンファクトリー開催

米沢の魅力がパリに広がる:360°よねざわオープンファクトリー in パリ



2025年1月24日と25日、世界のファッションの中心地・パリで「360°よねざわオープンファクトリー in パリ」が開催されました。このイベントは、山形県米沢市の織物産業の魅力を国際的に発信することを目的としており、特にパリファッションウィークに合わせたポップアップストア形式で展開されました。

日本の伝統が息づく米沢のものづくり


米沢市は、自然豊かな土地で育まれた伝統的な織物技術を有しています。江戸時代からの歴史を持つこの地域は、上杉鷹山公によって織物の奨励が始まり、現在もその技術が受け継がれています。米沢発のテキスタイルは、草木染めや天然繊維を利用した製品に見られ、国内外のブランドにも採用されています。

「360°よねざわオープンファクトリー」は、地域の企業が集まり、創造的なものづくりを促進するためのプラットフォームとして2023年からスタートしました。今回のポップアップストアでは、近賢織物有限会社、株式会社新田、nitorito、山口織物鷹山堂有限会社らが共同で出展し、着物や帯、ファッション商品など、多彩なアイテムが並びました。

パリ・マレ地区の活気と文化


ポップアップストアは、パリのマレ地区という歴史的かつ文化の中心地で行われました。サンポール地区は、美しい石畳と魅力的な建物に囲まれ、ファッションやアートの発信地としても知られています。この地に多くの来場者が集まったのは、米沢織物への高い関心を示していたからこそ。実際に参加者たちは、「この生地のパターンは素晴らしい」「日本文化がここまで受け入れられることに驚いた」という感想を寄せていました。

来場者の反響と交流の深まり


イベント初日だけで約100人が訪れ、訪問者からはポジティブな反応が寄せられました。多くのファッション関係者や学生が米沢の技術に触れ、具体的な意見交換も行われたようです。米沢の製品に対する評判がパリでも広まり、地域の文化とファッションの相互作用に感謝の声が上がる結果となりました。

出展者たちも「パリでの情報発信が有意義だった」と語っており、今後の地域の発展への期待を込めていました。「我々は一社だけでなく、地域全体での取り組みが重要」との意見があり、今後も継続して米沢の魅力を発信していく意向が示されました。

今後の展望


今回のポップアップストアは、米沢織物を国際的に認知させる初めの一歩です。この取り組みは地域全体のブランド化を促進し、新たな創造性の循環を生むことを目的としています。2025年9月には「第3回360°よねざわオープンファクトリー」が米沢で開催される予定で、地域のものづくりの魅力を引き続き発信していくことが期待されます。

米沢の産業と文化がグローバルに展開される未来。私たちもその進展を見守り、支援していきたいですね。2025年にはインド、アメリカでのイベントも予定されており、米沢のものづくりがさらなる高みを目指すことに期待が高まります。


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