フジファブリックの名曲を新たな視点で楽しめる！歩く人と安納想のコラボレーション

新たな音楽体験を提供する「集音歌詞」プロジェクト

音楽は常に進化し続けるアートの一形態ですが、今回はその新たな試みとして「集音歌詞」プロジェクトから、フジファブリックの名曲『ブルー』が新たに生まれ変わりました。このプロジェクトは、アーティスト「歩く人」と「エルスウェア紀行・安納想」のコラボレーションにより実現されています。

集音歌詞の新しい試み

「集音歌詞」は、ただ音楽を聴くのではなく、視覚的な体験も融合させるという独自のアプローチが特徴です。アンビエント音楽やフィールドレコーディングといった手法を取り入れることで、人によって異なる景色を音と映像で可視化しています。これにより、リスナーは既存の楽曲に対して新たな発見や感覚を得ることができるのです。

今回の『ブルー』では、海の波の音、包丁の刻む音、水滴が落ちる音、水道の流れなど、生活の中で耳にするさまざまな音が積み重なり、新たな色合いを持つ楽曲に仕上げられています。これを体現するのが、エルスウェア紀行・安納想の美声です。彼女の歌声が、その透明感あるアレンジに神秘的な彩を加えています。

映像と音楽のハーモニー

また、発表されたミュージックビデオは映像作家の永田俊氏が手掛けており、感情的で心が穏やかになるような映像美が印象的です。少し不思議でありながら、どこか懐かしさを感じさせるその映像は、音楽と見事に調和しています。この映像を見ながら楽曲を聴くことで、より深い体験を得られるでしょう。

プロデューサーの挑戦

このプロジェクトのプロデューサーである安藤コウ氏は、音楽だけでなく、様々なクリエイティブな活動に関わっており、その卓越したセンスが今回のリメイクにも色濃く反映されています。安藤氏が手掛ける音楽は、単なるトラックに留まらず、その背後にあるストーリーや感情を伝える力があります。

リスナーへのメッセージ

新しく生まれ変わった『ブルー』は、ただの再演ではなく、革新的な音楽体験を提供します。リスナーには、どの音がどこで使われているのかを想像しながら音楽を楽しんでほしいというメッセージが込められています。

配信情報と今後の活動

配信はすでにスタートしており、ぜひチェックしてほしいとのこと。音楽配信サービスで『ブルー -集音歌詞 ver- (feat. 安納想)』を聴けば、この新しい試みをすぐに体験できます。また、歩く人やエルスウェア紀行の今後の活動にも注目が集まっています。

ライブ情報としては、エルスウェア紀行が2025年6月14日に東京渋谷のCLUB QUATTROで行う単独公演「夢幻飛行2025」が予定されています。今から楽しみですね！