トンボ学生服の歴史
2025-05-11 10:24:49

トンボ学生服、150周年に向けての歴史と未来の制服デザイン

トンボ学生服が振り返る150年の歴史と未来の展望



株式会社トンボ、通称トンボ学生服が2026年に創業150周年を迎えます。この特別な節目に向けて、オリジナルのタータンチェック「アニバーサリータータン」が制作・発表されました。このタータンチェックはスコットランドの有名タータンメーカーであるLOCHARRON(ロキャロン社)とのコラボレーションにより生まれたもので、トンボの150年の歴史とその未来を象徴するデザインです。

150年の歩み



トンボの歴史は1876年にさかのぼります。岡山県玉野市八浜で足袋製造業「三宅商店」として創業したトンボは、創業以来、数々の時代の波を乗り越えてきました。明治41年には経営が初代社長三宅保正に引き継がれ、全国的な販路を確立しました。その後、昭和5年から詰襟学生服の製造を開始し、現在では学校制服や体育着、さらには介護、メディカルウエアの企画・製造・販売まで手がけています。

アニバーサリータータンの意味



アニバーサリータータンは、企業の核となる価値観を反映した鮮やかな色合いが特徴です。ブルーは誇りと尊敬を意味し、ネイビーは信用と誠実を、ピンクは多様性と感謝を表現しています。グリーンは環境保全を、ホワイトは全員経営を示しています。2025年4月には駐日英国大使館公邸で先行発表が行われ、今後このタータンは様々な記念アイテムに使用予定です。

制服の歴史を振り返る



トンボが学生服を製造し始めたのは1930年代からで、初めての小学生用制服「アサヒトンボ学生服」は厚手の木綿生地を使用していました。時代を経て、1965年には「家庭で洗濯が可能」な学生服を登場させるなど、進化を遂げてきました。

特に1974年に提唱した「S.I(スクールアイデンティティ)」は、学校ごとの特徴を制服に反映させる新しい試みでした。1980年代にはブレザー制服が普及し、近年ではLGBTQへの配慮を反映したジェンダーレス制服が登場しています。2025年にはハーフパンツやパーカーなど、多様な選択肢が組み合わされた制服が一般化しつつあります。

未来の制服へ



トンボが誇る制服は、常に時代の流れに寄り添い進化してきました。150年の歴史を経て、トンボはこれからも「学びの場における雰囲気を整え、生徒の自覚を育む制服」を提案し続けます。

今後も新たなデザインや機能を取り入れた制服の開発に注力し、学生たちにさらなる可能性を提供していくことでしょう。トンボ学生服は、過去を大切にしつつ、未来に挑戦し続けるブランドであり続けます。

会社概要



トンボの本社は岡山と東京に置かれ、様々なユニフォームを提供する企業です。150年の歴史の中で培った技術と経験を基に、常に進化し続けています。制服の未来がどのように変化していくのか期待が高まります。


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