#オーガニック #京都 #JIKI

JIKIの誕生とその背景

京都から新たに生まれた食のブランド「JIKI」は、単なる商品の提供にとどまらず、地域と都市のつながりを深め、心と体の健康を支えるプロジェクトとしてスタートしました。株式会社Qe to Hareの代表であり、現代美術家の田中英行氏の情熱によって立ち上げられたこのブランドは、京都近郊の新鮮な食材を活かし、自然な農法で育てられた素材に基づく商品を展開しています。現在、クラウドファンディングを活用し、さらなる商品開発に取り組んでいるとのことです。

ブランド名「JIKI」が持つ意味

「JIKI」という名前は、実は「食」という言葉を呉音で読むと結果的に「じき」になることから名付けられました。この響きには仏教用語の背景があり、静かな確かさを感じさせます。「JIKI」には三つの重要な意味が込められています。すなわち、心と体を調える「時期」、自然の流れを感じる「時季」、そして新しい自分と出会う「時機」です。これらの概念は、日々の生活の中で生まれるささやかな奇跡のような瞬間を表現しています。

地域とともにある食のプロジェクト

現代の都市化が進む中で、地方はさまざまな問題に直面しています。田中氏の故郷である亀岡市でも、高齢化や人口減少が進行中。そのため、JIKIでは亀岡の生産者との結びつきを強化し、食を通じて都市と地方の循環を生み出すことを目指しています。亀岡市は、「京の台所」として長い間、京料理に欠かせない旬の食材を提供してきた歴史があり、この文化を未来に引き継ぐことが「JIKI」の本質でもあります。

初めての製品ラインアップ

JIKIの製品には、オーガニック素材を使用したスープ、ジュース、コーディアルシロップが含まれています。すべての食材は動物性でなく、白砂糖も使用せず、天然由来の優しい素材にこだわっています。

スープについて

スープは季節の野菜を新鮮なまま使用し、体をいたわりたい時や、軽やかな食事を楽しみたいときに最適です。忙しい日常にちょっとしたくつろぎを提供します。

ジュースの魅力

ジュースは、季節ごとの野菜や果物を1つずつ丁寧に使用し、栄養が自然なまま詰まっています。健康を意識したい方やリフレッシュしたい時にぴったりです。

コーディアルシロップの楽しみ方

コーディアルシロップは、果物やハーブ、スパイスの風味を豊かに凝縮させ、自由なアレンジが楽しめます。デザートにかけたり、飲み物としても利用できるなど、さまざまな使い方が可能です。

クリエイティブチームと共同開発

JIKIの製品開発には、京都のレストラン「汽[ki:]」の長野浩丈シェフや、料理家の船越雅代氏が関与しています。また、地域のオーガニック野菜を提供する鈴木健太郎氏自身が、使用する食材の調達を担当しています。全てのクリエイターが集い、JIKIの基盤を作り上げています。

クラウドファンディングの意義

現在、JIKIはクラウドファンディングを実施中です。ご支援を通じて、新しいレシピ開発のための時間を確保し、亀岡とのつながりを強化するコンテンツを作成しています。リターンには商品の他、一日一組限定の宿泊プランやオリジナルフレグランスミストなど、特別な体験を提供することも考慮されています。

まとめ

「JIKI」は銘打つ通り、食を通じて私たちの日常に新しい価値を提供することを目指しています。京都の自然と伝統を色濃く反映した製品群は、忙しい毎日の中にも、少しの優しさとゆとりを与えてくれるでしょう。これからの展開がとても楽しみですね。まずは公式サイトで情報をキャッチアップしてみてください。

関連リンク

サードペディア百科事典: オーガニック 京都 JIKI