舘鼻則孝のアート展
2025-02-25 10:49:13

舘鼻則孝の東京における現代アート展「古代日本のイメージを再考」

舘鼻則孝の個展「Rethinking Ancient Japanese Icons」



2025年2月18日から3月17日まで、西武渋谷店にて開催される個展「舘鼻則孝 展 ―Rethinking Ancient Japanese Icons―」に注目です。本展は、舘鼻則孝の代表作《Heel-less Shoes》を含む彫刻や絵画など、約36点の作品を展示しています。これらは西武渋谷店内の各所で楽しむことができ、特設会場や連絡通路、コンポラックスなど異なる空間に広がっています。

舘鼻則孝の作品の魅力



本展では、舘鼻の作品にしばしば見られる「天と地」や「生と死」というテーマに基づいたモチーフが展開されています。特に、絵画作品《Descending Painting》では、雲や雷が描かれており、仏教絵画からの影響も強く受けています。また、彼の代表的な作品である《Heel-less Shoes》は、江戸時代の花魁が履いていた高下駄からインスピレーションを得ており、かつてレディー・ガガにも愛用されたことで国際的な評価を受けています。

シーズナルフェアとも連携



さらに、昨年末から舘鼻は「そごう・西武」とのコラボレーション企画「ココロおどる春へ。SPRING POWER 2025」をも展開中です。このキャンペーンでは、お正月や春節、バレンタインデー・ホワイトデーなど、特定のシーズンに合わせたビジュアルが全国各地の店舗で披露されています。

作品紹介



1. Heel-less Shoes(ハイヒールなしの靴)
舘鼻則孝の代名詞とも言えるこの作品は、江戸時代の花魁の美しさを現代に再解釈した靴です。2010年に彼の卒業制作展で初披露され、以降、世界的に広まりました。高級素材を使用したこの靴は、視覚的な美しさだけでなく、履く人にも特別な存在感を与えます。

2. Descending Layer(降下する層)
この半立体作品は、ガラスとアクリルを駆使して制作されており、空間の中で無限に繰り返すビジュアル効果を生み出します。

3. Floating World(浮遊する世界)
高下駄をモチーフにした芸術作品であり、伝統的な日本画や着物の要素が見事に融合しています。

伝統と現代の融合



舘鼻の作品に共通するのは、彼が日本の古典文化に深く根ざしたテーマを掘り下げ、その美しさや意味を現代に伝える試みです。特に、彼の使うモチーフのいくつかは、歴史的な文脈を持ちながらも見る者に新しい視点を提供します。例えば、木版画の技術を用いた《Thundercloud》や《Hoso-e “Thunder”》は、伝統的な表現手法を駆使して新たなアートを創出しています。

アーティストの背景



1985年に東京で生まれた舘鼻則孝は、鎌倉で育ち、母の影響で幼い頃から手作りの楽しさを実感していました。東京藝術大学を卒業後、彼は日本の伝統文化と現代アートを結びつける作品を数多く手がけています。また、彼の作品はメトロポリタン美術館やヴィクトリア&アルバート博物館にも収蔵されており、国際的な評価を受けています。

この特別な機会にぜひ、西武渋谷店に足を運び、舘鼻則孝の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?


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