九州初導入!高精度X線顕微鏡『nano3DX』が食品の未来を変える
トイメディカル株式会社が、九州で初めて高分解能3D X線顕微鏡『nano3DX』を導入しました。これにより、微細な塩分コントロール技術の解析が可能となり、食文化に革新をもたらすことが期待されています。
nano3DX導入の背景と目的
トイメディカルは、生体における塩分吸収を抑制するための独自技術を開発しています。この塩分コントロール技術の中心は、アルギン酸を含む微粒子です。これを用いることで塩分の吸着効果を高めることができましたが、その微細な構造や機能を詳しく知るためには、さらなる解析が必要でした。
今回導入された『nano3DX』は、サブミクロン領域の測定ができるため、アルギン酸含有微粒子のコーティング層の均一性や密着性を詳細に解析することが可能となりました。これにより、より効果的な塩分吸着技術の研究が進むと考えられています。
nano3DXの特徴
この高性能X線顕微鏡は、以下のような特長を持っています:
- - 高い2D・3D空間分解能:高解像度のX線カメラが搭載されており、微細な構造を明瞭に観察できます。
- - 高コントラスト:試料に応じてX線源を選択できるため、さまざまな条件下での高い密度分解能を実現しています。
- - 高速測定:高輝度X線と高感度カメラの組み合わせにより、迅速に解析結果を得る事ができます。
塩分コントロール技術の意義
厚生労働省の調査によると、日本人は1日に平均10.1gの塩分を摂取しており、これは推奨される上限を大きく超えています。高血圧や心疾患のリスクが高まるため、減塩は非常に重要な課題です。しかし、減塩を試みる多くの人々がその難しさに直面しています。「薄味はおいしくない」「調整が難しい」「外食では無理」といった声が多く聞かれます。
トイメディカルが提供する塩分コントロール技術は、海藻由来のアルギン酸を用いたものであり、これにより通常の味付けを享受しつつ塩分の吸収を抑えることができます。この技術は既に臨床試験でも効果が示されており、1回の摂取で1~3gの塩分吸収を抑えることが実証されています。
まとめ
トイメディカルは、世界中の塩分摂取問題に真正面から取り組むスタートアップ企業です。『nano3DX』の導入は、健康的で美味しい食文化を育む第一歩となるでしょう。私たちの食卓に新たな選択肢を提供し、誰もが幸せに、健康的な食生活を送ることができる未来を目指しています。公式ショップや商品の詳細は、
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