着物文化を未来に伝える新教育プログラム『和装家アカデミー』が始動
日本和装ホールディングス株式会社が、2026年夏に新たな学びの場として『和装家アカデミー』と『きもの一灯塾』を開講します。このプログラムは、ただの着付け教室を超え、着物を美しく装い、人生をより楽しむことを目指す“和装家”の育成を目的としています。
近年、日本の伝統文化への興味が国内外で増加している中、日常的に着物を楽しむ場は限られています。そこで、日本和装は多くの人々に“着る喜び”を伝えるために、これまで無料の着付け教室を開催してきました。しかし、今の時代に求められているのは、単に着るだけでなく、「自分らしく装う」「人に伝えたい」「文化を未来へつなげる」という、新しい価値観です。
『和装家アカデミー』では、現代のライフスタイルに合わせた“15分で着られる超着付け”を基礎からしっかり学びます。着物や帯、小物のコーディネートから、季節に応じた装い、さらには所作やマナーに至るまで、体系的に学べるプログラムです。修了生には「和装家®️認定」の証が与えられ、次のステップへ進む道を開きます。
一方で、『きもの一灯塾』は、より高度な技術を学びたい方を対象とした上級プログラムです。ここでは、超着付けの応用や実践に加え、日本文化や美意識、所作、人との関わり方も掘り下げていきます。やがて、参加者は“きものの魅力を伝えられる人”として育っていくことを目指します。
『一灯照隅』という言葉が表すように、“一人ひとりが自分の場所を照らすことで、世の中全体を明るくする”という理念が『きもの一灯塾』には込められています。参加者が着物を通して人生を豊かにし、その魅力を周りの人々へと伝えていくことにより、文化の光を未来へとつないでいく存在になってほしいという願いがあります。
和装家®️とは
『和装家®️』とは、自分で着物が着られる人たちを指す総称です。これは、単に着ることを越えて、着物を美しく身にまとい、その魅力を次世代に伝え、日本文化を未来に残していくことを意識した人々です。和装家®️には以下の三つの条項があります。
1. 自分できものが着られること。
2. きものを世界遺産にすることに賛同すること。
3. きもの愛好家であること。
現在、5,354名が和装家®️として登録され、そのネットワークは日本国内外に広がっています。プログラムは東京や名古屋を皮切りに、上質な空間で徐々に展開される予定です。
今後も日本和装は、「WEAR JAPAN WITH PRIDE ― 日本をまとい、世界へ。」というコンセプトのもと、着物を通じて人と文化、産地、未来を結ぶ活動を続けていきます。着物を“着る人”から“伝える人”へと、新しい時代の『和装家®️』がこの夏、動き出します。