FOODEX JAPANの新しい時代が幕を開ける
アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN」。このイベントが半世紀の歩みを経て新たなロゴを発表しました。2026年からの新たな章を象徴するそのロゴは、一体どのような意図が込められているのでしょうか。
ロゴマーク刷新の背景
1976年から続く「FOODEX JAPAN」は、今春で50回目の開催を迎えました。この重要な節目を機に、新たなる51回目の出発に際して、ロゴの刷新が決定されたのです。この新ロゴが持つ意味は、デジタル化が進み、Web、SNS、アプリなど多様な媒体での視認性を向上させること。出展者と来場者双方に、『進化と革新』を感じてもらいたいという思いが込められています。
ロゴ刷新の狙いは、世界的に増加している海外からの参加者に焦点を当てています。国際的な展示会として、その存在感をさらに高めることを目指しています。つまり、グローバル市場にマッチするデザインを採用することで、海外の出展者や来場者の関心を引く狙いがあるのです。
新ロゴのコンセプト:「円・縁」
新ロゴのテーマは「円・縁」。 この展示会が人と人をつなぐ場であることを象徴しています。「円」の形は、握手や糸の交わりをイメージし、ポジティブな印象を与えるデザインです。また、日本が国際的な展示会であることを視覚的に示すため、「円」は外形として配置され、世界に広がる輪を象徴しています。
ロゴマークのデザイン
ロゴデザインを担当したのはKアート株式会社で、現代的でありながらも和のテイストを感じさせるデザインに仕上がっています。シンプルでありながら目を引く新ロゴは、FOODEX JAPANが次の50年に進化を遂げていく姿を表現しているのです。
次の半世紀に突入するFOODEX JAPAN
2026年3月10日から13日の4日間、東京ビッグサイトで開催される「FOODEX JAPAN 2026」。世界80カ国以上から約3,000社、4,000ブースという壮大な規模で実施されます。このイベントでは、日本の食文化と世界の食トレンドが交差する貴重な場となります。
新たに設けられるエリアでは、「食×AI」「物流」「スタートアップ」「ハラール・ヴィーガン・コーシャ」といったテーマが取り上げられ、テクノロジーや多様性を重視した展示やセミナーが展開されます。FOODEX JAPANは、参加者にとって食の未来を感じる貴重な機会を提供します。
来場のしおり
事前登録は2025年12月2日から公式サイトで開始されます。最新情報は公式サイトを確認して、次世代の食品展示会への参加を検討してみましょう!
FOODEX JAPANの新たな挑戦が、私たちの食の未来をどのように形作るのか、大いに期待が高まります。