空港に味噌桶が登場
2025-02-18 10:42:56

中部国際空港に日本の伝統を体験!巨大味噌桶が登場

中部国際空港セントレアに、愛知県の誇る伝統的な発酵文化を象徴する「味噌桶」が登場しました。この大きな味噌桶は、愛知県の名だたる味噌蔵であるのだみそ株式会社から提供されたもので、2025年2月17日に設置されたことが話題となっています。

設置された味噌桶は直径2,050mm、高さ1,475mmと、存在感たっぷりのサイズ。これは1928年に創業されたのだみそ株式会社が約90年前に使用していたもので、実際に80年間にわたって使われていたという希少なものです。今日では、プラスチックやステンレス製のものが主流となってきている中、100年以上も木桶を用いた伝統的な製法を守り続けているのだみそ株式会社が、この味噌桶を空港で展示することになりました。

この計画は、中部地域を訪れる外国人旅行客に、日本の伝統文化である味噌の魅力を知ってもらうことを目的としています。中部地域は、発酵食品や名古屋名物、さらには歴史的名所や観光名所が豊富に揃った魅力的な地域です。空港という国際的な場にこの味噌桶を設置することで、より多くの人々に愛知県の文化に触れてもらうことを目指しています。

設置初日にはお披露目会が行われ、多くの関係者が集まりました。出席したのだみそ株式会社の4代目棟梁、野田好成氏は、空港に立つことができた喜びを語り、「木桶の歴史や使われてきた文化を、多くの方に知っていただける機会が持てて嬉しい」と述べました。また、大進建設株式会社の谷澤一允社長も、木桶を解体し再組立てる作業がいかに難しかったかを振り返り、匠の技術を求めたことを話しました。この大規模なインスタレーションは、愛知県の醸造文化を尊重した作品であることが伝わります。

さらに、味噌桶が展示されたことで、セントレアのオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」も活躍中。味噌蔵見学に訪れる学生たちに、伝統的な製法への理解を深めてもらう役割を担っています。このような取り組みを通じて、観光客と地域文化とのつながりを生み出しているのです。

展望台に着くと、味噌桶が目を引くこと間違いなし!その姿は、愛知県が誇る文化遺産としての重みや温かみを感じさせてくれました。これからも中部国際空港では、地域の文化を発信するための様々なイベントや展示が行われることが期待されます。通行人はもちろん、外国からの観光客にもこの味噌桶を通じて、愛知県の魅力を十分に感じてもらえることでしょう。

中部国際空港がこのように地域文化を積極的に発信し、外国人旅行客に新たな魅力を提供していくことで、さらなる訪問者を呼び寄せることが期待されます。これからも愛知の伝統を未来へと受け継いでいく努力が続けられることでしょう。


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