京町屋の魅力再発見
2025-08-28 16:00:25

京町屋に息づく伝統と現代が融合した新スペース誕生

京町屋本店リニューアルの全貌



2025年8月27日にリニューアルオープンしたのは、株式会社片山文三郎商店の本店。築90年の京町屋が新たな息吹を吹き返し、伝統と現代が見事に融合した空間が誕生しました。今回は、この特別な店舗の魅力をご紹介します。

店舗の概要



片山文三郎商店は、昭和10年に創業された老舗の「京絞り」専門店。これまで、京都の染色文化を受け継ぎつつ、現代の感覚を大切にした製品展開を行ってきました。リノベーションされた本店は、より広くなった1Fと一般公開が始まった2Fから成り立っています。

1F:モダンな店舗空間



1Fは、店舗スペースとして再構築され、今まで以上に見応えのある商品ラインナップが展示されています。初代・文三郎が使用していた家具もリメイクされ、店舗什器として生まれ変わっています。シルク素材を中心としたアイテムや、「BUNZABURO」ブランドのプロダクトが並び、訪れる人々を楽しませています。

2F:アーカイブと展示スペース



今回のリニューアルで初めて一般公開された2Fには、絞り染めに関する貴重な資料やアーカイブが展示されています。かつての作業スペースを活かしたこの空間では、初代や二代目によるデザイン案や記録が手に取って見ることができ、文化の深さを実感できます。また、絞りに関するアートブック「唄絞り」も展示され、来訪者は新しいアートの楽しみ方を体験できるようになっています。

和の趣を感じる空間



2Fの一部には和室も設けられており、伝統的な装飾や温かみのある空間が広がっています。ここの和室は、片山文三郎商店が受け継いできた絞り染めの資料が保管され、歴史を感じることができる特別な場所です。

新たな挑戦への期待



片山文三郎商店は、今後も京絞りという伝統技術を守りつつ、新しい試みを続けていく姿勢を見せています。リニューアルによって生まれたこの新しい空間は、単なる店舗に留まらず、京都の文化を発信する重要な拠点として機能していきます。

訪れる価値のあるスポット



そんな片山文三郎商店の京都本店は、2023年8月27日(水)に1Fと2Fでグランドオープン。場所は京都市中京区蛸薬師通りと便利な立地。美しいデザインの空間を堪能しながら、絞り染めの魅力を学ぶことができる特別な体験が待っています。

店舗情報


  • - 住所:京都府京都市中京区蛸薬師通り烏丸西入ル橋弁慶町221
  • - 電話番号:075-221-2666
  • - 営業時間:10:00 - 18:30
  • - 定休日:年末年始及び臨時休業あり

片山文三郎商店の新しい店舗をぜひ訪れて、その目で伝統と現代の交わりを体験してみてください。


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