三国港市場の朝市
2025-07-03 17:42:24

三国港市場が賑わいを見せる!地元高校生の音楽で朝市の魅力が倍増

福井県坂井市に位置する三国港市場は、全国でも珍しい魚市場として名を馳せています。特に、名物の「越前がに」や「ふくい甘エビ」が評判で、地元の新鮮な海産物が揃う朝市は多くの人々を魅了しています。近年、この市場はリニューアルを経て「三国港朝市」という名で海の幸のマルシェを開催し、年間約30回のイベントで賑わっています。

朝市の核となるのは、新鮮な地魚や地域の野菜を取り扱う直売所です。購入した食材をその場で炭火焼きにするBBQコーナーや、地元特産の甘エビを使用した「甘えび汁」が楽しめる市場食堂も併設されており、来場者は食材を楽しむだけでなく、アウトドア気分で食事を楽しむことができるのです。

目を引くのが、数多くの人々が集まる「甘エビ詰め放題」のイベントです。早朝から並ぶ人々の列は実に長く、六十キロ分の甘エビが用意されると、あっという間に売り切れるほどの人気。料金は500円で、上手に詰め込めば700gほどの甘エビを手に入れることが可能で、参加者たちはこのお得な体験を楽しみにしています。

福井市から訪れた主婦の方は、「新鮮な甘エビを手づかみで楽しむのはなかなかできない貴重な体験」と嬉しそうにコメント。会場には地元野菜の販売や、山口さんの煮付け、高品質の魚など、多彩な店舗が並び、朝市は活気に溢れています。また、SNOW期間中は、特に北陸新幹線の開通効果もあって、外国人観光客の姿も目立っており、地域の魅力がより多くの人々に広がっていることを実感させられます。

さらに、三国高校の吹奏楽部もこの朝市を盛り上げる重要な存在です。毎月一回開催されるライブパフォーマンスは、音楽だけでなく、踊ったり声を合わせたりするなど多彩な演出が加わり、観客の心をつかんで離しません。生徒たちの「地域を元気にしたい」という思いが伝わる演奏は、市場内の賑わいに一役買っています。彼らは、演奏を通じて多くの人と交流し、地域に貢献したいと考えています。また、演奏会は人々を市場に引き寄せ、来場者数のアップにもつながっています。

これまでの試行錯誤の時期を経て、三国港市場は今年で4年目を迎え、過去の成功に続いて来場者数の増加を狙っています。さらに、今後の朝市ライブの日には多彩なアニメソングやクラシックの曲を用意し、シニア層にも楽しんでもらえるように配慮したプログラムを展開することで、より多くの人々の心を掴むことを目指しています。

三国高校の吹奏楽部は、全国大会でも数々の受賞歴を持つだけでなく、地域密着型の演奏を通じて生徒たちが地域と融合する活動を行い、これからも地域と共に成長していく姿勢を見せています。地域振興の一環として、市場側もライブイベントを感じられることから、来場者の増加も期待されています。

市場のリニューアルから、来場者の裾野を広げ、魅力的なイベントを通じて地域との結びつきを強め、三国港市場はより一層の賑わいを目指しています。この冬の集客を期待しつつ、観光名所としての一歩を踏み出す三国港市場に、もちろん注目が集まります。


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