新星たちの舞台『コクーン アクターズ スタジオ』特別公開ワークショップ開催
2025年4月30日と5月1日、東京ミッドタウン日比谷のBASE Qホールにて、特別公開ワークショップが実施されます。主催はBunkamuraであり、演出家の五戸真理枝さんをゲスト講師に迎え、演劇の魅力を深く学ぶ機会が提供されます。特に、現在『コクーン アクターズ スタジオ』の2期生たちが参加しますが、一般の方々も見学できる形式です。
この特別なワークショップは、「Hibiya Festival 2025」の一環として開催され、観覧者は演出手法や戯曲の分析を通じて演劇の理解を深めることができる貴重な機会です。演じる姿を見守ることで、観客自身も演劇の奥深さに触れることができます。
特別ワークショップの詳細
概要
- - タイトル: コクーン アクターズ スタジオ特別公開ワークショップ
- - 講師: 五戸真理枝(文学座 演出部)
- - 日程:
- 2025年4月30日(水) 13:00〜16:00
- 2025年5月1日(木) 13:00〜16:00
- - 会場: BASE Qホール(東京ミッドタウン日比谷 6F)
- - 形式: 見学(観覧)形式
- - 見学料: 各日 1,500円(税込)
- - 対象: 小学生以上
- - 参加方法: 事前予約制(詳細はHibiya Festival 2025公式サイト参照)
このワークショップでは、参加者が演出家の講義を通じて、彼女が演じた作品や演出の技法についての視点を知ることができます。これは、小学生から大人までのすべての人に開かれた魅力的なイベントです。演技に関する新たなインスピレーションを得る瞬間かもしれません。
五戸真理枝氏との限りなき学び
五戸真理枝氏は、早稲田大学で演劇映像を学び、文学座に所属しつつ数々の舞台で活躍しています。これまでの経験を元に、多くの演出を手がけ、若手アーティストへの指導にも定評があります。彼女が関わった作品は、演出だけでなく、戯曲や童話の執筆に至るまで多岐にわたります。特に、ゴーリキー作『どん底』の演出は、多くの評価を受けました。
このワークショップで直接指導は受けられませんが、五戸氏の実力を目の当たりにできることが、参加者にとって特別な経験となることは間違いありません。
コクーン アクターズ スタジオの取り組み
『コクーン アクターズ スタジオ』は、2024年4月に始まり、現在2025年4月に第2期を迎えています。演劇に関わる様々なエキスパートが講師として参加し、発声、身体表現、台本の読み解き方など、基礎から応用まで学び、多様なスキルを磨く豊かなプログラムです。
2026年3月には、2期生による発表公演がシアターコクーンで予定されており、具体的な成果を観ることができる機会も提供されています。受講生はこのスタジオを通じて、将来的にはプロの舞台に立つチャンスも得られるのです。
未来の巨匠育成の一環として
1989年の開業以来、Bunkamuraは「創造」「発信」「交流」をテーマに活動を続け、現在は「育成」に力を入れています。「Discover Future Stars」というプログラムのもと、若い才能の発掘と育成、機会の提供を目指しています。演劇教育は、その一環であり、地域に根ざした文化活動を支援することで、未来を担う才能を育てています。
この特別公開ワークショップは、その先駆けともいえるイベント。舞台に立つ夢を抱く新世代のアーティストたちを応援し、観る側にも新たな視点を与えることでしょう。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。新たな感動と出会えることでしょう。